このアニメは魚豊(うおと)氏による同名の漫画を原作とした作品で、2024年10月5日から2025年3月15日まで、NHK総合テレビで全25話が放送されました。
実はまだ原作は未読なのですが、アニメの圧倒的な表現力が心を掴んで離さない作品なのです。
まず、入場時に配られる2種類のノート、地動説研究ノート:天文学者用と天文助手用。
一人一冊なので、夫と私でそれぞれを貰いました。

そこには作中に出てくる天体観測や地動説に纏わるクイズがあって、豆知識が得られるようになってます。

【アストロラーベの概要】
• 起源:紀元前2世紀ごろのギリシャに始まり、イスラム世界で高度に発展し、ヨーロッパへ伝わりました。
• 材質:金属製(真鍮や青銅が多い)で、持ち運びができる円盤型。
• 構造:主に以下のパーツで構成されています。
• マテリア(母体):円盤の本体部分。天球を表す「レーテ」と呼ばれる板がはめ込まれています。
• レーテ(天球盤):星座や恒星が刻まれた透かし模様の回転盤。
• ルール(定規):観測用の可動アームで、天体を指し示すために回転します。
• アリダード(照準器):裏面についていて、高度測定に使用。
【使い方の基本】
1. 天体の高度を測る(裏面を使用):
• アリダード(照準器)を使って、太陽や星の高さ(地平線からの角度)を測定します。
2. 日付と時刻を知る:
• 測定した天体の高度と、その日の太陽の位置や恒星の位置を照らし合わせることで、時間を知ることができます。
3. 方角や緯度を知る:
• 地上から見える星の位置関係から、現在地のおおよその緯度や方角を推定することもできます。
4. 占星術や祈りの時間の計算にも利用:
• イスラム世界ではメッカの方向や礼拝の時間を割り出すのにも使われました。
説明されても、使い方よくわかりません🤷♂️
でも、とても素敵。
私の推しは、オクジーという人物です。
作中に登場する活版印刷の体験コーナーがあったのでオクジー「OCZY」と押しました!

お話は、後に地動説を提唱したコペルニクスの師となる人物が登場するところで終わります。
単に地動説に至るまでの話ではなく、哲学的な思考もわかりやすく組み込まれていますので、深く楽しめますよ。
先週からNHKのEテレで再放送してますので、未視聴の方はぜひ見てみてください。
あ、明日の夜放送です‼️