桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

ねこリング作りました

2024-12-19 14:52:00 | ジュエリーメイキング
2ヶ月前に、可愛いカタチの南洋バロックパールを紹介しました。
バロックパール三姉妹 - 桜子の † 智天使工房 † 

バロックパール三姉妹 - 桜子の † 智天使工房 † 

先週23〜25日まで横浜みなとみらいで国際宝飾展がありまして、ちょっと欲しいものがあったので行ってきました。取り敢えず毎年行くのですが、何か面白い宝石などがあれば買...

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もう悩みに悩んで、まずネコ型パールを指輪にしました。

大粒パールなので、2mmの合成石を石座に埋めて眼を作り、ついでに鼻をつけました。

石座は銀粘土ですが、ちゃんと微妙にネコ眼型にしてます。
鼻は銀線を熱して玉に。

とにかく大変だったのは、パールに穴を開けること。
深めに掘らないと石座が埋まらないから。
芯立ての穴まで入れて4つ開けましたが、リューターだとパールに傷が入る可能性があるため、慎重にピンバイスを使う時間が長かった。

次はちいかわに挑戦します。

ウサギとセットでピアスかなぁ?


天使のリングをアンティーク風に

2024-11-06 15:57:00 | ジュエリーメイキング
仕事部屋をガサゴソしていたら、20年近く前に作ったシルバークレイ(銀粘土)の指輪を見つけました。

本当に習い立ての頃で、何でも試してみたい!時期でした。

最近面白くてやっている、地金の色上げを試すにはモッテコイだわ☺️

まず、全体をピカピカに磨き上げて超音波洗浄して重曹で脱脂します。

天使のレリーフ部分だけ残して、マスキングを施し、燻し液に投入。


なんか、ビンテージ風、アンティーク風?になりましたね。

ついでに、お教室の参考作品として作った『葉っぱのリング』もやってみました。


もし、気に入らなかったら火を当てるか磨くかすれば、元の銀地に戻ります。

バロックパール三姉妹

2024-10-28 11:15:00 | ジュエリーメイキング
先週23〜25日まで横浜みなとみらいで国際宝飾展がありまして、ちょっと欲しいものがあったので行ってきました。
取り敢えず毎年行くのですが、何か面白い宝石などがあれば買う程度です。
今回は南洋パールを探すのが目的です。
昨年、こんなパールを一個購入しました。
『ちいかわ』みたいな可愛いカタチ。φ12mmです。

これで何を作ろうか、ずっと考えていたのだけど、なんかピンと来ない。
やはり対で買ってピアスにでもするかな…と、同じ店で探してみるつもりでした。
店員さんにも必死で探して頂いたのだけど、12mmで同じ色味のはありません。
天然物だし仕方ないよね😢

気を取り直して、他に可愛いカタチを探していたら…




ありました❗️
ウサギとニャンコ…に見えるやつ。
これにちぃかわが加わって。


さて、何を作ろうかな?
実はさらに難問題になったというオチです😩


ピーナッツのチョーカー

2024-10-16 15:24:00 | ジュエリーメイキング
◎植物をジュエリーにするシリーズ

これもずい分前に作ったものです。
落花生の殻に銀粘土のペーストを塗り重ねて焼き、その後に金メッキを施しました。
ピーナッツのまま保管しておいたんで、チョーカーにしました。

金色=イエローと見なして補色の紫(アメシスト)を付けました。

なかなかリアル。
これも塗っては乾かしの持久戦で根気の要る仕事です。
 
それにしても自然界の造形美には驚くばかりで、こういう形の模写をやってみる価値はありますよ。

銀のフウセンカズラはピアスに

2024-10-15 15:53:00 | ジュエリーメイキング
9月末にフウセンカズラを純銀で作るを書いています。
2週間いろいろ考えた末、ピアスにしました。
色上げも再度やり直して、深みのある色合いにしております。

フウセンカズラのみでは地味なので、シトリンをぶら下げました。

実物のサイズが分かりにくいと思いますので、これも↓

重さも気になりますよね?

ピアス金具とシトリン含めて2.3g程度しかありません。

唯一無二のピアスです。
大ぶりだけど可愛い🩷と思う>親バカ









フウセンカズラを純銀で作る

2024-09-30 10:10:37 | ジュエリーメイキング
我が家では毎年プランターにフウセンカズラを植えており、可愛らしい風船を愛でています。

ずいぶん前に、魅力的なフォルムのフウセンカズラを何とかジュエリーにしたいと、銀粘土のペーストを重ね塗りして作ったものがあり、今回はそれらを色上げしました。

色上げ前↓


色上げ後↓


純銀粘土(シルバークレイ)に出会ってから20年くらいになります。

途中から彫金も並行して習うようになったので、残念ながら習熟度はそこまで上がっていませんが。

最近は銀粘土でしか表現出来ないことと彫金スキルを併用することが面白くなりました。

チョーカーにでもしようかと思います。


虹色のリング

2024-09-28 17:21:00 | ジュエリーメイキング
今月初めに『シルバーを虹色に』という記事でネックレスを紹介しました。
その時作った純銀パーツで、リングを作成しました。





色上げ(金属に被膜を掛けること)した後は、一切磨いたり火を当てたり出来ないので、全てを作り研磨してから作業します。

パールはさらにその後に付けます。

温度を変えたり、燻し液の分量を変えたり、目測で色の出具合を確認しながら色上げしてみてますが、一度として同じ色合いにはなりません。

だから楽しいのですが。

もう少し取り組んでみます。

虹色の蝶(シルバージュエリー)

2024-09-10 15:33:00 | ジュエリーメイキング
銀の虹色加工の試行錯誤を継続中です。
10年以上前に翅4枚だけ銀粘土の乾燥体として放置していたものを、やっとブローチに出来ました。

4枚の翅を蝶の形に接着するのもなかなか難しく、途中で割れてしまったりも。

この時点で8.4g


電気炉で焼成後に磨きに磨いて、シリンジの部分(ニョロニョロした模様)をマスキングして燻します。




ブローチ 金具は付いてますが、いざとなったらネックレスにもなるようにホールを開けています。

何度も実験を繰り返して、今回はかなり美しい色が出たかなぁと思います。


シルバーを虹色に

2024-09-04 12:41:00 | ジュエリーメイキング
ここのところ夢中になって試している技法があります。
銀(ここでは純銀)を燻す際にアンモニアを加えて、黒色ではなく虹色の被膜を生み出すことです。
宝飾学校のサマーセミナーで金属工芸の先生に教えて頂きました。

被膜を施す前に地金を徹底的に磨き上げるのも大事です。

今回は銀粘土で薄いシートを作り、折りたたむ造形でペンダントを作成しています。


左側が燻し液に浸ける前です。
小さなパールを付けています。

もう一点作りました。
こちらは2個の小さいハートを付けました。

まだまだ試すつもりで作成中です。





とにかく疲れたけれども

2024-08-29 14:00:09 | ジュエリーメイキング
昨日、3週間ぶりにトシヤをショートステイに預けてきました。

この異常な暑さも相まって、とてもとても疲れた7〜8月。
作業所がお盆休みで無かったり、息子の世話と家事で自分の時間がほぼ無かった。

正味たった48時間の自由時間を、とにかく休むことに使おうと決めた!

のですが、昨日からずーっと彫金作業(シルバークレイも)をやり続けています。

なんという貧乏性。

今朝は7時から作業してます。
たしかに休めないが、楽しくて楽しくてしょうがない。

ノロノロ台風で大雨だし、思いっきりパンダ目だし、これでいいか。

今、一度に3〜4作品作っていますので順次紹介します。

タイムリミットは明日朝11時(トシヤ帰宅)

この夏3本目!ブルーピリオド

2024-08-10 17:28:00 | ジュエリーメイキング
8月9日、『ブルーピリオド』公開初日に二子玉川ライズで観てきました。
アニメでストーリーにハマり、すぐ後に実写版が公開されるというグッドタイミング。

絵を描いたこともなかった高校生 矢口八虎が、突然最難関の芸大受験を目指すという話を2時間の映像に凝縮したのが今作。

ということで、いろいろ端折られた部分もありはしましたが、絵画制作のリアルさなどの迫力があり、八虎役の真栄田郷敦くんは全く違和感なく八虎を演り、龍二(ユカちゃん)の高橋文哉くんはエグい美女❤️でした。
それだけに、女の子になりたいリアル感が出ていたと思う。

天才世田介(よたすけ)は、母親の出番がカットされたりして、見ようによってはただのイヤミな天才になってしまい、ちょっとかわいそうだったかな。

映画ポスターにも『情熱は武器だ』とあるが、確かに情熱がなければ形にすらならないと実感。

懐かしい母校の武蔵美の校舎が出てきて、それだけでも嬉しかった。

私も作る姿勢というのをあらためて見つめ直すことが出来た漫画に出会えてラッキーでした。

小鳥の森のリング 作り方

2024-07-17 13:23:00 | ジュエリーメイキング
昨日書いた 小鳥の森のリング

作った過程を少し紹介します。

銀粘土で作った小鳥のパーツや銀線の木を撚り線リング2個にロウ付けします。

合成石を銀粘土でふくりん留めしたパーツも入れて、2つのリングを重ねてロウ付け。


1.8mmの撚り線で腕を作り、ロウ付けします。


あとはひたすら磨いて燻して、また磨いて完成です。



ざっくり説明しましたが、試行錯誤ですので考える時間の方が長かったです。





小鳥の森のリング

2024-07-16 21:23:00 | ジュエリーメイキング
宝飾学校は来週から夏休み。
今日は休み前最後の日でしたので、このリングを完成させました。

二重に透かしを貼り合わせ、森の木に小鳥が2羽止まっている立体的なデザインです。


素材はシルバーですが、生地のままでは立体感が出なかったので、全体を燻して前面の黒さを磨き取り奥行きを出しました。

石留めの都合上、合成石を銀粘土でふくりん留めにしロウ付けしてます。
こういう時に銀粘土と地金のハイブリッドが有効です。

小鳥二体も銀粘土で作成してます。

物語りのあるジュエリーを作りたかったのです。


小鳥のリングの作り方

2024-06-20 17:11:00 | ジュエリーメイキング
昨日上げた小鳥のリングの制作過程を少しご紹介します。

まず、小鳥の型をブルーミックスという型取り材でとり、銀粘土で作ります。

これを焼成炉で焼いたものを、銀線で作ったフレームにロウ付けします。


リングの腕は、1.8mmの太い銀線でより線にした後、ローラーで潰して作り、フレームにロウ付けしました。

簡単に説明しましたが、初めての試みなので苦心惨憺しました💦