桜子の † 智天使工房 † 

カラーセラピストでメタルスミスの私が歩む日々。
みんながハッピーになれるものを作りたい。

癒しのかもめ食堂

2009-02-06 20:45:55 | 癒し
ひと月の中で体調の波があって、今はちょっと頑張り過ぎるといやーな疲れを感じてる時期です。

とはいえ、やっとJUN-GINの出展テーマが決まっていろいろと作り始めて、次々とアイデアが浮かんでくるのを形にするのが面白くて仕方がないので、ついつい熱中し過ぎて困ってしまいます。

制作中は楽しくてたまらないけど終わるとグッタリするので、想像以上にエネルギーを使っているんでしょうね。

最近は歩いてばっかりいるので実質電車に乗ってる時間が少ないのですけど、電車を待ったり、ちょっと外でお茶をする時間に本を読んでます。
体が疲れていると、まったり癒されそうな小説が読みたくなります。

ずっと以前にたまたま深夜に放送していた「かもめ食堂」という映画。

これ、なにげに見てたらとうとう終了する明け方まで見てしまった!くらいに面白かった?っていうか不思議な空気に引き込まれた映画でして、また見たいな~とずっとずっと気になっていたのです。

その前に群ようこさんの原作を読もうと思ったわけです。

映画では割愛されてたそれぞれの登場人物の背景とかがわかったし、最初に映画を見てるので、もう脳内では小林聡美さんとか片桐はいりさんの姿が鮮やかに動き回るのです。

最初はなぜに北欧のフィンランドが舞台なんだろう?と思ってたのだけど、実を言うと私にも無縁ではなかったのも引き込まれた理由かもしれません。

私は息子が生まれる前にテキスタイルを勉強していて、羊毛を染めて縦機(たてばた)でつづれ織りを織っていました。
早い話が絨毯のようなタピストリー(絵織り)です。
フィンランドは織物の国でもあり、私は資料のために本もたくさん読みましたし、美しい風土に憧れてぜひ訪れてみたいものだと願ったこともありました。

それに幼いころから読んでいたムーミンの生れ故郷ですしね。

寒いのは苦手だけど、行ってみたい国のひとつです。

異国の人間がフラ~っと街にやってきて、何か知らないけどお店を始め、遠巻きに見てるうちに少しずつ馴染みのお客が来るようになり、だんだんそのお店や女主人の魅力にひかれていく・・・。

私、そういうシチュエーションが好きみたいです。

そうそう、あのジョニ・デップも出てる「ショコラ」もそういう映画だった。



本を読んでて映画のシーンが浮かぶと、もう見たくてたまらない

そろそろDVDもお安くなってる頃ですし、買っちゃおうかな

きっと繰り返し繰り返し見るようになるんじゃないだろうか?

大きな事件も起こらず静かに流れているようなサチエさんの人生だけど、やると決めたら淡々と準備を進めて実行するという芯の強さにも、おおらかな包容力にも癒されるのです。



かもめ食堂 (幻冬舎文庫)
群 ようこ
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