3月半ばあたりから取り掛かり、一昨日ひとつのジュエリーとして完成しました。
その色と大きさで衝動買いしたローズクオーツを、どんなジュエリーに仕立てようか悩みに悩んで、シンプルなペンダントを考えてみました。
石枠を作り、銀角棒を線引きして、とにかく力技で石枠に合わせたフォルムを作ります。
私は実際のバランスを見ながら、いわゆる勘で決めます。
バチカン部分も一体型ですので、なかなか難しい作業です。
形が決まったら、石枠に爪をロウ付けし、さらに銀線にロウ付けします。
しっぽにパールを付けるための芯立てもします。
最終的に石留め、ロジウムメッキを掛けた後、パールを留めます。
チェーンはシルバーのパイプチェーンという弾力のあるものを選び、長めのチョーカーに仕立てています。
素敵だと思った石の良さを充分に出してやれるデザインを目指しています。
ローズクオーツは恋愛の石として知られていますが、まずは自分自身を慈しむことが大切でしょう。
身につける人が、愛で満ちることを願っています。