私の住む横浜市では、障がい者後見的支援制度というものがあり、我が家も発足当初から登録しています。
簡単に言うと、親亡き後に障がい者本人の生活の環境全般を、出来るだけ親から引き継いで見守っていこうという主旨のもとに活動されている事業ということになります。
そこで、親以外に本人を陰になり日向になり近くで見守って下さる「あんしんキーパー」という方を募っているのですが、親戚ならともかく、まったく第三者で引き受けて下さる近隣の方を見つけるのはなかなか難しいことのようです。
我々も10年くらい前に現地に越してきたので、そういう関係を作り上げるところから出発したのですが、幸いお隣の奥様が快く引き受けて下さることが正式に決まりました。
そう、いつも私がピンチの時に助けて下さっている女性です。
先週、センターの担当者がご挨拶に伺ったということで、先ほど奥様にばったり会ったときにお礼を申し上げました。
うちは本当に大変な事情を抱えているのだけど、その分人的には非常に恵まれていることを、最近非常によく感じています。
実はこれも、夫が自治会に積極的に関わって、地域に溶け込む努力をしてきてくれたおかげでもあります。
私一人では、なかなか出来ないことでした。
私はこういう人間だけど、周りの人には恵まれていて申し訳ないくらいです。
必ず、どんな形でも周囲にお返し出来たらよいなーと思うのです。