生きていくことはせめぎ合い

ここは主に私の仕事に関することを書いているブログですので、あまり私的なことは書かないようにしています。
だからツマンナイブログになってしまうんでしょうけどね。

トシヤのことは私的なことだけど、同じような子供（あるいは大人）が近くにいて生活している人に、せめてもの情報になるかもしれないと思っているので書いています。

今日は週に一回のロストワックスの日。
今はリングではなく、盛りワックス（ハードワックスを溶かして盛りつけていく）での造作をやっていて、慣れたら屑も出ないしとっても面白くて2個目に入りました。

1個目は必修の樹木のペンダントでした。

次はローズのモチーフをやっていますが、スイスイ出来ました。

と、家族からの緊急連絡。

実家の父が心臓病で倒れてしまったのです。

父が梗塞で倒れたのはもう3～4回目です。そのたびに奇跡的に回復してきましたが、もう80歳になる父ですのでとても心配です。

身動きの取りにくい私はひとまずこちらに待機して、弟が九州へ飛びました。

連絡次第で私もすぐに行けるような心づもりをしていますが、とにかくトシヤをどうするかが難問です。

連れていくも、置いていくも簡単ではありません。

しかしながら、いつかはこういう状況はやってくるんだとずっと覚悟してきましたので、テンパってはいません。

最初に父が倒れたのは私が大学生の時でした。

学生だったこともあり、私は病弱な母に代わり病院に泊まり込んで一か月付ききりで看護しました。
食事の介護から下の世話まで思う存分にやったという自負があります。

そういう経験もあるからかもしれません。

自分が家庭を持って子供も持ってからは、そう簡単には行かないけれど。
思うようにならないのが人生だとつくづく思います。

生きていくことは選択の連続です。