急に思い立って、アラベスク模様の中空作品を作りました。
素材は銀粘土。
地金やワックスでは、わりと手間が掛かると思います。
銀粘土講師認定の必須課題にも、シリンジ粘土を使った中空作品があったような(ずいぶん昔のことなので違ったかな^^;)。
中空にするには中子という芯になる型が必要で、焼成で燃える素材が使われます。
今回は、おがくずを原料にしたもくねんさんという木の粘土を中子にしました。
もくねんさんでソロバン型の中子を作り、注射器(シリンジ)に詰めた柔らかめの粘土で模様を描いていきます。
もくねんさんは非常に軽く、フワフワな感触で乾きも早く、乾燥後の加工も出来ます。
焼成の際の黒煙もコルク粘土より少ないので焼成炉の汚れが少なくて済むようです。
焼成後に中子の燃えかすを水で洗い流します。
形を整えバレルで磨き、チェーンを付けて完成。
残念ながら、炉に入れた際の置き方がまずかったせいか歪みが出ました。
失敗を踏まえて、次はもっと綺麗に作ります。
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