昨年の暮れに2つのジュエリーを作っていました。
国際宝飾展で買った小さなアンモナイト化石をモチーフにした、リングとネックレスです。
本当はアンモナイトそのものを石座に置いてみようと思っていたのですが、なんかパッとしないんですよね(-ω-;)
なので、ソフトワックスで型をいくつか取り、キャスト後にロウ付けして中空部分に合成石をゴロゴロ入れて動きや音が楽しめるジュエリーにしました。
リング
ネックレス
左がアンモナイト本体
アンモナイトは珍しい化石ではありませんが、古生代(デボン紀)から中生代(白亜紀)にかけての数億年という気の遠くなるような昔の記憶を留めたものです。
しかも、その殻は美しい対数螺旋を描きながら成長しています。
希少価値で高額な値がつけられる宝石で宝飾品の価値を決めているような人(こういう人が99%ですけど)には理解してもらえないでしょうが、ダイヤモンドだろうがアンモナイトだろうが同じ地球からの贈り物です。
フラクタルを感じる自然界のものに魅了されます。
その神秘さと美を表現するにはまだまだ力不足です。
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