彫金の金属加工を始めて9年。
ビーズや銀粘土などと並行して学んできたので、大した進化はしていませんが、これまでで一番難しい石に挑戦したリングです。
2週間前に完成しました。
昨年、初めて横浜で開催された国際宝飾展で珍しいカットの石を探してみましたが、一対の蝶々の翅のようなものがあったので、面白そう~と買ってみました。
原石はいろいろありましたけど、ガーネットにしました。
ところがいざジュエリーに加工する段になると、なんとも複雑なカットで石座をどう作ってよいのか悩みに悩み、ワックスで印台リング的なものを作って穴を開けて石座にしてみることにしたのですが、2個は微妙に石の高さが違ってもおり、超難しかったのです
最初は印台を水平にするつもりでしたが、芸がないのでV字に落としてみました。
爪になる銀線の一部を、蝶の触覚風にくるくる丸めて留めたのがデザインのポイントです。
四苦八苦して完成したら、先生が「よく留めたねえ(石を)」と言ってくださいました(嬉泣)。
石の角とか爪が引っかかるので普段使いはしない方が無難ですが、これが私のアイデアと技術の精一杯です
今後はよーく考えてから石を買おうと思います(;・∀・)
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