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野郎のポエム程不快なものはない。

 本日は魔の祭日というわけでして、
6連勤の最終日だったのです。

 少々グダグダと出勤を致しましたらば
僕の端末になにやらメモが貼ってあるのです。

 仕事柄、メモが貼られているのは珍しくないのですが
はて?と思いつつ眺めていると
先方の責任者が「○○さんこれなんだか知ってる?」
と言うものですから一通り目を通す。

-------以下記憶から呼び起こした原文---------
 一つ… 聞きたいことがある

君が冷たいたいどを見してから

どれくらいだろうか?
 
あのとき以来、俺は悩みつづけている。

俺のなにかが足りないのか、、、

あるいは…
-------------------------------------------

 確かこんな文章だった気がします。
特徴は
・表現が拙い事
・漢字が少ないこと
・職場のメモ紙(プリント済みの紙の裏)
・サインペンで結構汚い字

 汚い字に関しては、
私も何とも申し上げにくい立場ですが

 仕事中にこんなくだらねぇ事書いてる
根暗野郎は大体限られているんですよね。

 他人の恋路を邪魔するヤツはなんとやらってね。
敢えて誰とは追求せずに捨てておきました。
関係ありそうな人間にはちょっと確認しましたが、

 責任者も興味深げに
「誰なんだろ?ウチの紙だよね」なんて言ってましたが
『ンなくだらねぇ事かいてる馬鹿なんざ限られているじゃないですか。』
と適当に返しておきました。
先方の責任者ですから、
当然の如く普段はこんな言葉遣いをしませんが
あまりに下らなかったもので。

 前回の送別呑みの時に
話題に出ていたバカが犯人だと思います。
私のプロファイリングは間違いないはず。

 朝から野郎のポエムを読まされるとはね。
ほんとゴキゲンだぜ。

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