主にオートバイ。時々クルマ。
なんだかんだと永年のブログです。
風に向かう刻
怒涛の一週間を越えて。
全然関係ないけれど〔怒闘〕という曲が好きです。
魔界塔士のね。そっかー。あれからあと少しでもう30年か。そっかそっか。
そんな訳でやって参りました新年最初の通常休日。
昨夜はちょいとカー用品店に用事があって遅くなりましたが、
我が家の車にもやっとアレを導入致しました。
じゃーん。(死語
「ショボくなってるやろ!」
そんなツッコミが聴こえてきそうですがそれで正解です。
ホイールの径が下がり扁平率も下がりました。
元々我が家の大切なボロ車さんには、
設計時点で設定された性能限界なりにという意味で
全くカスタム欲は無く、ホイールを換える気など皆無だったのですが、
クルマってやつは「人を乗せる」という都合上、色々とあるわけです。
そこで観念して導入したのがこちら。
ヨコハマタイヤの 〔 ice GUARD 5 iG50〕なるタイヤ。
※参考リンク:http://www.iceguard.jp/five/
平たく言えばスタッドレスタイヤでございます。
競合他社製品には色々とありますが、
グリップ確保の為のロジックはブリザックが好みだったものの、
基本的にスタッドレスなどは『一秒でも早く脱ぎたい』のが本音でありまして
自ずと通年での装着期間は短くなるもの。
となると走行距離の割に放置期間が長くなります。
このアイスガードなるタイヤは、
「4年後も高レベルの氷上グリップ力」が謳われており、
また、各種機能についても安価なものとは一線を画すものでしたので選びました。
冒頭でインチ数が下がったと申しましたが、
実は私の車のタイヤは、
標準で〔 185/55-R15 〕とかなり変わったサイズでございまして。
当初は同サイズで行こうと思ったものの、
量販店さんの店内にこのサイズは1種類、1組しか在庫なし。
ホイールに関しても選択肢なしでどうにもこうにも。
そこで、対応サイズとしてもう一つ明記されていた
スイフトのベースグレード向けの〔 165/70-R14 〕に致しました。
こちらならコンパクトカーなどで相当に数が出ているサイズですし、
値段も比べると3万円ぐらい安くなります(これも大切)
実際のところ、これはクルマだからこそやる妥協という部分でもあります。
そしてホイール&タイヤの交換前後比較。
□標準 〔 185/55-R15 TOYO DRB 〕(写真はフロントです)
□スタッドレス 〔 165/70-R14 YOKOHAMA ice GUARD 5 〕(写真はリア)
個人的な好みとして、スポークは”細く角ばっているもの”が好きです。
恐らくオートバイのホイールでの好みからの影響なのですが、
そういう理由で5種類ぐらいあった選択肢の中からコレを選びました。
14インチ化+扁平率が下がったことによる変化としては、
交換後一つ目の角を曲がったあたりからネガが大きく感じられました。
新タイヤということもありますが、
まずは物理的にグリップが落ち、操舵へのレスポンスが悪くなり、
ロール方向への挙動が強く出るようになりました。
コーナー中に力が逃げるような印象です。
反面、扁平率が変わったことで多少乗り心地は向上。
元々の好みが 乗り心地<挙動 なタイプですのでここはあまりメリットではないものの
同乗者への効果としてはありがたいですね。
よく言えば普通のクルマらしくなりました。操舵時の抵抗も減りました。
それにしても安いな・・・標準的なクルマのタイヤ&ホイール。
このタイヤ4本+ホイール4本の合計価格は工賃込みで6万円台後半ぐらい。
因みにCBR1000RRのハイグリップ系前後タイヤとそう変わりません。
(スポーツツーリングタイヤはもっと安いです)
特にホイール側の代金は、セット割とはいえタダみたいな値段で驚きました。
インチダウン&扁平率変更には多少思うところはありますが、
ともあれ凍結や浅い雪にやられがちなこの時期にスタッドレスは必定。
オートバイと違って車は、ハンドルを切ることとアクセル・ブレーキしか
物理的に人間ができることはありませんので
KIAIでどうにもならない以上、タイヤの種別にはよく配慮する必要があります。
スリップなどをした場合、オートバイ以上に簡単に他人を殺せる道具でもありますし。
勿論、スタッドレスだからといって普段のような無頓着な運転は禁物です。
この週末には母上を連れて再び地元参りをする予定もありますので
滑り込みのこのタイミングで交換できて一安心です♪