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風に向かう刻
DAYTONAさんそれはないっすよ ~ 車載工具入替え ~ <CBR600RRカスタム18>
さてさて。
このところカメラのお話ばかりでしたので今回はCBRのお話です。
といっても、まだいくつか手を入れる予定はあるものの本編は車載工具関連のお話。
では早速。
まずは2021年式 2BL-PC40型のCBR600RRに、新車状態で搭載されている純正の車載工具の紹介から。
お馴染みのHONDAのオートバイ純正車載工具入れです。昔からこれのタイプですよね。
開けて中身を並べてみましょう。
上からヘルメットホルダ用ワイヤー、+/-差し替えドライバー、ヒューズ抜き、
6角レンチ2種、サスペンション調整用フックレンチ。これで全てです。
感覚的には最近の四輪などと同様に ”そもそも出先でどうにかする気はない”構成に見えますね。
NSR250Rに乗っていたころは、ものすごく絶妙な寸法で作られているプラグレンチに大変助けられていましたが、
今どきのデバイス満載且つ精密なオートバイでは出先でできることが限られているともいえます。
これられに加え、私は以下のものを追加していました。
針金と小型のラチェットドライバー(ヘッド差し替え式)。
CBR1000RRのときはラジオペンチやらと更に何種類か積んでいましたが、
そもそもこのCBR600RRではセキュリティアラームやらなんやら詰め込んだ関係で隙間がなく、
これでも限界を超えるギリギリの量でした。
そこで、納車されてからこちらずっと『車載工具をなんとかしないとなあ』と思っていたのですが、
今年の2月の末頃かしら?やっと重い腰を上げてよいものがないかとネットを検索すると、
オートバイ用品のDAYTONAさんからよさげなオートバイ向け車載工具セットが発売されているのを発見。
これ幸いと早速購入しました。
【 品番:75220 コンパクト車載ツール 24pcsセット 】
構成についてはこんな感じ。
例によって上から順に、ソケット&ビットホルダ、
ラチェットのエクステンションバー、6角部10mm径の1/4ソケット、
ラチェットハンドル代わりの10mmコンビネーションギアレンチ、1/4ソケットのスピンナです。
とりあえず触った感じ各々の工具についてとくに問題はない・・・いやありました(笑)
これ、購入時の他の方のレビューでも見てはいたのですがこのスピンナハンドルの用途に疑問があり、
その名の通り 先に緩めたネジを回すためのもの であって、とても力がかけられるものでない物。。
ご覧頂けますでしょうか。
金属の軸部分が樹脂のグリップの中に一体成型されているよくあるものなのですが、
そこの部分がまるで100円均一のセット工具のような酷い有様で、
新品未使用のこの状態で、内部の金属棒-グリップ境界部には広範囲にクラックが走っています。
即ちこの状態で多少でも強い力をかければ簡単に割れるということ。
レビューでも「いきなり砕けた」との笑うに笑えない話が寄せられていました。
いうまでもなくレビューで知ってはいたわけで、それを承知で買ったのですが、
なにも知らずに買った方は面食らうでしょうね。ましてや出先の初利用でそうなったらば目も当てられません。
名目上は確かにスピンナではありますがいくらなんでもねぇ・・・と。
そんなわけでセットの中のこの工具だけは信頼性なしとして即時ボツになったのですが、
聞いてくださいよ皆さん。先日2023/3月末に開催された東京モーターサイクルショー関連の記事を読んでいたところ、
この【 品番:75220 コンパクト車載ツール 24pcsセット 】が絶妙なタイミングで廃番となり、
【 品番:32720 コンパクト車載ツールセット 】が新モデルとして再登場しているじゃないですか!
(※製品ページリンク)
リンク先を御覧いただければ判りますが、件の黄色いクラック入りのプラグリップのものは排除され、
代わりに貫通タイプの黒い”エクステンショングリップ”に入れ替えられていました。
まあ・・・ちゃっかり値段も¥3,300-から¥5,940-に値上げされているのですけれど。
正直どうかと思うなあ。とかいうどうにもならない感慨は置いといて(笑)
DAYTONAさん自体もとっくに百も承知だったということなのでしょうね。
ということで、みんな考えることは同じだとは思いますので、
実は私もこのどうにも使えないスピンナの代わりに似たようなものを別途購入していました。
みんな大好きTONEのお求めやすいドライバー型ハンドルです。
長さは150mmほど、1/4ソケットの貫通タイプでECサイトでは1000円もしません。
ここがキモですね。
エクステンションとしても使えますし、ここにトルクをかけても何ら問題ありません。
ということで片手落ちのアブない工具を入れ替えたうえで、あとは私が追加したのはこのあたり。
ミニペンチと針金、予備のヒューズ。このペンチがありますのヒューズ抜きは不要。
これは私のCBRのヒューズボックス。
真ん中に1組の予備はありますが、お守り程度に別にも持っておくようにしています。
仮にヒューズが切れる場合は何等かの原因があるのですが、出先ではとりあえずなんとかして帰らなくてはなりませんから。
また、多めにあれば有事の際は他人に分けて差し上げることもできますしね。
これにてひとまず組み合わせ完成♪あとはタイラップを足すくらいですね。
最終的にはこんな感じでまとまりました。
右側が最初に紹介した純正車載工具。左が入替えた新しい工具です。
容積的にも6割ほどになり対応できる幅もぐーんとひろがりました。
ライダーならばどちら様も同様に車載工具にはお悩みのこととは存じますが、
当記事が皆様の素敵なライダーライフの一助になれば幸いです。これからオンシーズン、お互い楽しく走りましょう( ̄ー ̄)♪
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