ふぁ~むずの一歩 ~ 見えないものが見えてくる♪

Runブログ。最近トレラン始めました。練習嫌いのおっさんがもがく日々を綴ります。

岩ゴロゴロでエキサイティングな蓼科山に登ってきました♪

2018-08-23 01:13:37 | 登山&ハイキング

いつも見に来てくれてありがとうございます。

 

夏休み後半、北アルプスの白馬岳に登ってきたのですが、

そのレポの前に、今回は夏休み前に登ってきた蓼科山の山行レポです。


 

7月の終わりに富士登山競走を体調不良で棄権し、その後も体調がすっきりしない日々が続いてました。

大人しくしていたので徐々に回復はしていたのですが、

スカッと一気に直すには、逆に体を動かした方がいいんじゃないかと思い、

ちょいと荒治療ですが、登山に行こう!ということに。

 

とは言っても、体調が万全ではないので、

登山というよりかはハイキング程度の山がいいということでリサーチしましたら、

蓼科山がヒットしたというわけです。

 

蓼科山は、八ヶ岳連峰の北端にあり、標高は2,531m。百名山の1つです。

標準コースタイムは往復3時間半で、初級者向けのお手軽な山とのこと。

なのですが、実際は岩ゴロゴロの山でとてもエキサイティングな山でした。

ちなみに体調不良はスカッと治りました。不思議です。

 

それではレポの始まりです。


登山日:8/4(土)

 

蓼科山にはいくつか登山コースがあるのですが、

今回は一番お手軽な、大河原峠から入山するコースをチョイスしました。

 

標高図はこんな感じ(↓)。登山口が2089.5mで、山頂が2531m。標高差は441mです。

 

 

登山口のある大河原峠には7時過ぎに到着。駐車場はほぼ満車状態でした。

実は、大河原峠の3㎞手前で眠たくなり、路肩に車を止めて15分ほど仮眠していたのですが、

もう少し寝ていたら満車になっていたところでした。危ねー。 

 

大河原峠からは、浅間山(右端)や四阿山(左端)が見えていました。

良い眺めです。下山した後、お茶でも飲みながらゆっくりこの景色を眺めようと嫁さんと話していたんだけど、

下山した時には暑くなっていたので、即退散しました。

 

さて登山開始です。

最初は笹の間を進んでいきます。

 

さっそく可愛いお花を発見。

ハクサンフウロ(白山風露)。

 

登山道は石がゴロゴロしており、とても歩きにくい。

動く石もあって注意しながら進みます。

 

苔も結構見かけました。

先日行った北八ヶ岳の白駒の池で苔に魅了されてから、苔も目に入ってくるようになった気がします。

今までは見向きもしなかったのに人間の目のフィルター機能って面白いですね。

 

 

 

シナノオトギリ(信濃弟切)

 

ずんずん登って1時間くらいで佐久市の最高地点に到着。

ここまでくると、途中にある蓼科山荘まではほぼ横ばいに進んでいきます。

 

途中、木が枯れている場所がありました。 

こういうところがいくつかあって、山頂からみると縞模様に見えることから”縞枯れ”と呼ぶんだそうです。

 

マルバノイチヤクソウ(丸葉の一薬草)

 

途中、後ろから人の話し声が聞こえてきたなーと思っていたら、あっという間に追い抜いて行かれました。

女性の3人組のトレランの人たちでした。速すぎる~。皆さんランパンにランシャツ。元気ですねー。

 

 

そうこうしているうちに蓼科山の山頂が見えてきました。

 

山頂付近に人が歩いているのが見えましたので、カメラでズームアップしてみたところ、岩ゴロッゴロです。

そして森の中に一筋の登山道が見えます。こ、これは、直登(※)じゃないか! う~ん、手ごわそうだ。

※直登とは登山用語で、斜面をつづら折りではなく、直線的に登っていくことを言います。

 

ニガナ(苦菜)

 

 

蓼科山荘のある将軍平に到着。ここで一休みです。コンビニで買ってきたメロンパンをパクついていると、

どこからかハーブのいい香りが漂ってきたので、辺りにハーブがあるのかとキョロキョロ探してみたのですが見つかりません。

どうもその香りは、近くに座っていたおば様の虫よけスプレーの香りでした。およよ。

 

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)

 

さて、登山再開です。

直登だけど頑張るぞ!っと思いながら進んでいくと、岩ゴロゴロの道でした。

この岩が結構大きくて、場所によってはよじ登っていく感じで大変でした。

ちなみに、小さな子供たちも結構登っていたのですが、子供にとってはアスレチック感覚で楽しそうでした。

 

歩いてきた方向を振り返りますと、先ほど見た”縞枯れ”が見えました。

 

ズームアップすると、確かに縞状に枯れているのがよく分かります。

ちなみに縞枯れの原因は特定されていないそうです。

 

急斜面を直登する登山道は山頂まで続きます。

登山道を作ったのは誰だ!ド変態野郎!などと悪態をつきながら登ってゆきます。

 

オンタデ(御蓼)

 

直登と格闘すること30分。ようやく山頂ヒュッテに到着。

 

なんじゃこりゃー!! こんな山頂、初めてです。だだっ広くて、岩ゴロッゴロです。

 

山頂は外周の淵が若干高くなっており、中央は窪んでいます。火山というのが分かりますね。

ということは、先程登ってきた直登の岩ゴロゴロは、火口から流れ出た溶岩流なんでしょうね、きっと。

 

恒例の三角点タッチ。 

 

南の方向には八ヶ岳が見えるはずなのですが、残念ながら雲の中でした。

 

窪地の中央に祠がありましたので参拝。

 

山頂ヒュッテの場所とちょうど逆になる、東の方向に展望台がありましたので、ゴロゴロ岩を渡り歩いてやってきました。

 

東の方向には、白樺湖、その奥に霧ヶ峰が見えました。

 

ここで一休み。おにぎりとサンドウィッチでエネルギー補給です。

 

その後は、本日のメインイベント!お昼寝タイムです。

なかなか平らな岩がなく、ちょっと傾いた岩の上でのお昼寝でしたが、あっという間に眠りに落ちてしまいました。

30分ほど爆睡。気持ちよーございました。

 

再び、ゴロッゴロの岩をえっちらおっちら渡り歩いて山頂ヒュッテまで戻ります。

これが結構時間かかるんです。もう勘弁してください、ってな感じ。

 

山頂ヒュッテで山バッジを購入したのち、下山開始です。

 

岩の隙間に可愛らしいお花を発見。

ゴゼンタチバナ(御前橘)

 

12時過ぎでしたがこの時間帯は登ってくる人と下山する人の両方が多い時間帯で、そこそこ渋滞しておりました。

登りと同じ30分ほどかかって将軍平まで下ってきました。

蓼科山荘前の広場では登山者でいっぱいです。皆さん、なんだか楽しそう。やっぱ登山っていいですね。

 

我々は山頂で大休憩を取りましたので、将軍平では休憩なしでスルー。

大河原峠へのルートに入ると、登山者はめっきり減ります。さっきまでの賑わいはどこにいったの?という感じ。

7合目登山口から登ってくる人がほとんどのようでした。

 

将軍平から1時間ほどで大河原峠に到着。お疲れさまでした。

 

 

 


 

時刻は14時。

このまま帰るのはもったいないということで、近くの白樺高原にある長門牧場に立ち寄りました。

 

牧場からは先程登った蓼科山が見えておりました。

 

アルパカやヤギなどと触れ合える!ということでしたが、

蹴られたりしたら怖いので近寄れませんでした。

 

 

まずはソフトクリームで疲れた体を労わります。濃厚で美味しゅうございました。

 

広大な牧場です。東京ドーム45個分もあるそうです。こういう牧場で飼われている牛さんたちは幸せもんですね。

 

向こうに見える山の上に鉄塔が見えたので、もしやと思いカメラでズームアップしましたら、

やはり美ヶ原の鉄塔群でした。

 

広大な牧場を眺めながら食事もいただけます。文字通り牧歌的な景色で癒されます。

ピザを食べたかったのですが、終了していました。残念。

 

この日はとても暑い日でしたので、帰り際にアイスクリームもいただきました。おほほ。

 

蓼科山の伏流水が飲み放題。せっかくなのでペットボトルに入れて持ち帰り、その水でコーヒーを淹れて美味しくいただきました。

 


 

蓼科山は、比較的短時間で登れてお手軽と言えばお手軽な山でしたが、

大きな岩がゴロゴロしている急登では注意を要します。

ちょいと刺激のあるエキサイティングな山でございました。

 

百名山、33座目のゲットです♪

 

  

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