綾部、まだまだ続きます♪
うどん食べて、ケーキセット食べて、
それだけで帰るってのは、ブロガーとしてはちょっと気が引けます。
いくら食いしん坊ブロガーでもそれは許されません!
ってことで、綾部駅前をウロウロしていると、
ちょっと古そうな建物を発見!
よ~く見ると、「グンゼ」と書いてます。
博物苑もあるというので入ってみましたが。。。
土曜なのに普通にサラリーマンが働いていて、どうにも博物苑っぽくない。。。
張りつめた空気感を敏感に察知したボク。
一度建物を出て、辺りを見渡すと、
博物苑は通りを挟んだ向かいにありました。ホッ。
受付に行くと、入場料が300円。
このごろ無料の工場見学などが盛んななかで、見るだけの博物苑が有料って。。。
しかも閉苑の30分前。
受付のおばちゃんに、「30分で回れますかー?」と聞くと、
「興味ある人は1、2時間かかりますけど、スーッと見たら30分でも回れる」とのこと。
まぁ、当たり前ですね。しょーもないこと聞いてしまったと反省しつつ、
ブロガー根性で、入場しました。
が、場内は撮影禁止だって。
ガクーーン!!(泣)
お客さんが少なかったからなのか、
受付のおばちゃんが入り口まで案内してくれ、
グンゼの創業の話をしてくれました。
なんと明治29年創業ですって!
「社名がカタカナで、創業当時としてはハイカラですねー」、と言うと
「当時は漢字で、郡是製絲株式会社だった」と教えてくれました。
郡・・・京都府何鹿郡(いかるが郡、現在の綾部市)
是・・・方針、進むべき道
地域産業の振興を目的に設立された会社だそうです。へぇ~!!
さて、博物苑ですけど、
年代物の製糸機械がたくさん展示されてました。
繭から糸を取りだす機械は、実際に実演されていてビックリ。
繭から細~い糸1本をチュルチュル取り出してそれを5,6本よって
1本の糸にしていく様は圧巻でした。
これを見れただけでも300円の価値ありって程、感動!!
蚕の生態の説明にも興味を魅かれました。
蚕は完全変態する昆虫で、
卵⇒幼虫⇒蛹(さなぎ)⇒蛾、と変態していきます。
そして、手足のない蛹(さなぎ)の時代に、
身を守るために繭(まゆ)を作るそうです。へぇ~!!
ちなみに一反の織物を作るのに、
繭(まゆ)が2500個も必要だそうです。
その蚕を育てるのに、エサとなる桑の木が18本もいるそうです。
短い時間でしたけど、いろいろ勉強できて満足満足♪
閉園時間をちょっと過ぎちゃいましたけど、
受付のおばちゃんは、こころよく対応してくださいました。
そして、コットンガーデンにも案内してくださいました。
お客さんに楽しんでもらえるようにと、おばちゃんが丹精込めて育てているそうです。
白いふわふわの綿。
来年は栽培してみようかなって思っちゃいました。
敷地内には、綾部ローズガーデンもあります。
10月下旬に開園するそうです。
■おまけ
入場すると、繭(まゆ)のお土産をもらえます。
ちなみに、蚕は繭のなかで蛹(さなぎ)から蛾になると
アルカリ液の出して繭を湿らせ、外に出るそうです。
でも、もらった繭には蚕が外に出た形跡がない。
振ってみると、音がします。。。 ぞぉ~~(怖)
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