ふぁ~むずの一歩 ~ 見えないものが見えてくる♪

Runブログ。最近トレラン始めました。練習嫌いのおっさんがもがく日々を綴ります。

硫黄岳(八ヶ岳)に登ってきました! ~ その1

2020-09-03 01:01:56 | 登山&ハイキング
いつも見に来てくれてありがとうございます。

先日、八ヶ岳の硫黄岳(2,760m)に登ってきました。
お手軽な山だけど、八ヶ岳らしい苔むす樹林帯があったり、
火山らしいゴツゴツした岩稜があったりと、いろんな表情を見せてくれる山でした♪

■日程 2020年08月29日(土)
■天気 曇り一時雨
■ルート
 桜平→ 夏沢鉱泉 → オーレン小屋 → 赤岩ノ頭 → 硫黄岳 → 夏沢峠 → オーレン小屋 → 夏沢鉱泉 → 桜平
 標準コースタイムは4時間55分。標高差は868m。

■山行記録
3:10 自宅を出発。今回も高速道の深夜割引をゲットだ。うっしっし。
1時半起きだったため途中で眠たくなりSAで仮眠をとった。無理は禁物。15分程寝るとスッキリ。
諏訪南ICも近くなったころ八ヶ岳が姿を現した。「おぉ~、かっちょいい」と思うと同時に、
あんなゴツゴツした山に登れるんだろうかと不安がよぎります。

7:20 桜平の駐車場に到着。
桜平までの直前3㎞ほどは舗装されていない林道でなかなかの悪路でした。
かなり凸凹で車がガタガタ揺られ、運転してる私でさえも体が強く左右に揺られて四苦八苦。
助手席の嫁さんはキャーキャー叫んでました。
桜平の駐車場は登山口に近い方から「上」,「中」,「下」と3か所あるのですが、
「下」はガラガラでとりあえずスルーしたのですが「中」は満車状態でした。
普通に考えれば「上」も満車だろうけど自分の目で確かめたくなるんです。
ただ、細い山道。車でいくとダメだったときにUターンして戻ってこれるか不安だったので
ちょいとしたスペースに車を置いて走って確認しにいってきました。
登山する前からゼェゼェハァハァしてしまいましたが、案の定 満車でガックシ。
今回は「中」から少し下ったところにあった、広めの路肩に駐車させてもらいました。
ちなみに「中」にはトイレがあるのですが、現在はコロナ禍のため閉鎖中でした。

8:18 登山開始。
まずは登山口まで林道を歩きます。

8:38(スタートから20分)ようやく桜平の登山口に到着。ふぅ~。

夏沢に沿って登って行きます。水の流れる音を聞きながら歩くと、なぜだか疲れを感じない。癒されてるのかな。

いきなりの急登で早くもヨレヨレです。
岩をガシガシ登るなら気合も入るけど、舗装された道ではテンションも低いのだ。

つーことで、早速 本日のお楽しみを投入しました。
初めましてのCHOYAの梅ゼリーです。さわやかな酸味と豊潤な梅味で美味しゅうございました。

周りの樹林帯は緑一色の雰囲気。地面が元気な苔で覆われてるのです。ザ☆八ヶ岳!って感じです。

9:12(スタートから54分)、夏沢鉱泉に到着。この辺りは硫黄のにおいがしてました。

看板に「秘湯」と書いてあります。山の中で温泉に入れるなんていいですねー。

ここで20分ほど小休止。ここでトイレお借りしました。
ちゃんとアルコール消毒液が設置されており安心して利用できます。山小屋の方に感謝。
おにぎりを食べてエネルギーも補給。早め早めのエネルギー補給が大事なんですよね。
疲れすぎると食べることも一苦労。そうなる前にしっかり補給しておきました。

再びえっちらおっちら樹林帯の中を進みます。

この日はスタート時点の気温が24度くらいで気持ちよく歩けました。

ヤマホタルブクロ(山蛍袋)


こんな感じの登山道が続きます。歩いてるときは「無」になります。

アキノキリンソウ(秋の麒麟草)?

ずっと樹林帯の中を歩いていて、ふと空が見えるところに出ると、
思わず写真を撮ってしまいます。何でもない景色なんだけどね。

緑に苔むした岩間に流れる水と、樹々の間から差し込む光。
絵になるなーと思ったら、座り込んで絵を描いてる人がいました。
完成した絵を見てみたいものですが、待ってるわけにはいかないので先に進みます。

歩いても歩いても景色が変わりません。まだかまだかと考えてはいけません。「無」になります。

シラビソ(白檜曽)。花ではないけど、生き生きとした緑で気持ち良し。

10:23(スタートから2時間5分)、オーレン小屋に到着。

”オーレン”の由来って何だろうと帰宅後に調べてみたら、高山植物のオウレン(黄蓮)からきてるらしい。へぇ~。

小屋からはどこぞの山頂が見えてます。方向的には今日の目的地だ。
うぅ。あんなところまで登らないといけないのか?!うんざりする。見なかったことにしよう。

気分転換に凍らせたゼリーをここで投入。シャリシャリしてて美味しゅうございました。

トリカブト(鳥兜)

オーレン小屋にはテン場があり、色とりどりのテントが張られてました。
皆さん、ここをベースにしていろんなルートを歩くのかな。いいねぇ~。

テン場を抜けて、「赤岩の頭」方面へと進みます。相変わらず緑が深い。

ギンリョウソウ(銀竜草)。神秘的だな。

ダケカンバ(岳樺)の間を縫って登って行きます。背の高い木だな。樹齢何年くらいだろうか。

シラネニンジン(白根人参)

美味しそうなキノコ。


この日はやけに調子が良く脚がよく動きます。なんなら走って登ってやろうかと思えるほど。
気温を確認すると19度。涼しいってのが疲れない大きな理由でしょうね。

だんだんと視界が開けてきて、そろそろ頂上が近いのかと期待をしてしまうが、もうちょいあるのだ。
えっさほっさ登るのみ。

下の写真は後ろを振り返って撮った写真だったと思うけど、雲が出てきた様子。
景色が見れないかも。やばいじゃん。

11:57(スタートから3時間39分)、「赤岩の頭」に到着。こちらが今日登る硫黄岳。いいね。

しかーし、阿弥陀岳、赤岳、横岳の方面は、山頂部分が雲に隠れちゃってました。

休憩もかねて雲が晴れるのを待ってると、山頂部分が見えてきました! ヤッホー。
日頃の行いがいいからだねー。そういうことにしておこう。
中央ちょい右のピークが八ヶ岳最高峰の赤岳だ。いいねー。

下の谷間に小屋が見えた。きっと赤岳鉱泉だ。

赤岩の頭から八ヶ岳の山並みを動画に録ってきたので是非どうぞ。



阿弥陀岳、赤岳、横岳の稜線は結構ゴツゴツしていて、こんなルート歩けないわ、と思ったんだけど、
帰宅後に以前の山行記録を調べたら2001年に硫黄岳も含めてくるっと一周するルートを歩いておりました。
赤岳鉱泉にテント張って、夜はワインがぶ飲みしてたのを思い出しました。あの頃は若かった。


その2に続く。


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