ふぁ~むずの一歩 ~ 見えないものが見えてくる♪

Runブログ。最近トレラン始めました。練習嫌いのおっさんがもがく日々を綴ります。

ザックの軽量化 その3 ~ 私の選んだザックは?!

2020-12-13 20:09:52 | 登山&ハイキング
いつも見に来てくれてありがとうございます。

ザックの軽量化 その3です。
その3では私の選んだザックを紹介します。

その前に候補はこちら↓。

※重量はメーカー公表値または販売店さんの実測値。付属品を含んでたり/含んでなかったりします。

ULザックをメインに候補を絞っていたのでほとんどがフレームレスのザックです。
フレームレスは軽いというメリットはあるけど、ザックの中の荷物が背中にゴツゴツあたって痛いらしい。
そのため、背面パッドが付いているものが多い。その背面パッドは取り外しができ、スリーピングマットとして代用できるという。
1つの物に複数の役割を持たせて荷物を軽くするULならではのアイデアですね。すごいなぁ。
ただ、フレームレスは背中とザックがぺったりとくっつくため、汗をかく夏場は蒸れるそうです。


お次は背負い心地。
背負い心地なんてのもネット上に情報があふれているけれど、体格には個人差があるので実際に背負ってみないと分かりません。
ということで、ハイカーズデポ(三鷹)、Moonlight Gear(岩本町@千代田区)、石井スポーツ(吉祥寺)にて実際に背負わせてもらいました。

まずはフレームのあるサロモンのザック。トレイルランナーとしては安心感のあるブランドで第一候補です。
実際に背負ってみたところ体にフィットしていてGood。なんだけど、トレランザック独特の窮屈な感じがする。
走るならいいかもしれないが、僕らはゆっくり歩くのでそこまで窮屈じゃなくても良いかな(緩めにすればいいだけなんだけどね)。
あとショルダーが重たい荷物を背負った時に食い込むんじゃないかと不安を感じました。

お次はOMMのClassc 32。重量があるので最初は候補から外していたのですが、
たまたま石井スポーツにあったので背負ってみたところ、背負い心地がとても良いのです。
しかも、フレームレスだけど、ある程度腰で持てる設計らしい。

山と道のMINIがハイカーズデポにあったので背負わせてもらいました。
いろいろ工夫がされてあって完成されたザックという印象。
ただ、ショルダー部分が太く固くて、肩幅の狭い私には違和感がありました。

他にもガレージブランドのザックをいくつか背負わせてもらいましたが、いずれも軽い!
でも背負い心地のほうはいいのかどうか正直分かりませんでした。



で、実際に背負ってみて、私が選んだザックは、

OMMの『Classic 32』(2020版)です!

決めたポイントは、
・背負い心地の良さ
・ある程度 腰でも持てること
・フロントにメッシュのポケットがある
・今風でないクラシックな外観
・OMMのブランドイメージ
です。




OMMってご存じでしょうか。私は大阪マーチャンダイズマートが真っ先に頭に思い浮かびます。
高校生のころ、大阪の天満橋駅で乗り換えて通学していたときに電車内の音声広告でよく聞いてました。
いまだに覚えてるもんですね。それは置いといて、OMMとはオリジナル マウンテン マラソンの略で、
イギリスで行われている厳しい山岳環境を舞台にしたレースのことです。
2人1組で、2日間かけてルートファインディングしながらチェックポイントを回りゴールを目指すレースで、
テント、寝袋、食料はもちろん自分達で持たないといけないという。
そんな過酷なレースに参加するために開発された道具のブランドです。
OMMレースは日本でも7年前から開催されているんだって。いつかは出場してみたいものだ。簡単ではないだろうけど。


こちら↓がゲットしたClassic 32です。今年、リニューアルされたようです。
1気室のシンプルな構造。雨蓋に帽子のつばようなものがついており、ちょいとかわいいヤツ。
フロントには大きなメッシュのポケットがあり、濡れたテントやレインウェアなどを入れておけますね。
私はここに行動食を入れておこうと思ってます。いつも出すのが面倒で食べずに行動しちゃうので。

横からみた図。結構奥行きがあってクッカーなども余裕で入ります。
サイトのポケットはストレッチするメッシュ素材で、ウォーターボトルが2本も収納できるらしい。

背面はこんな感じ。黒くて分かりづらいけど、腰の部分はメッシュ素材になってます。汗対策かな。
ショルダーハーネスはそこそこ厚みがあってしっかりしていました。

ウエストベルトは取り外し可能で、オレンジの棒状の金属を抜き取れば簡単に外せる仕組みになってます。
このオレンジの棒、ペグとしても利用できるんだって。少しでも重量を減らしたいULならではのものですね。

フレームはない代わりに、背面パッドとして Duomat が付いてます。
ザックには3つ折りにして収納されてましたが、取り出して計測したところ、44×77cmありました。
スリーピングマットとしても使えるそうです。(チョー薄いけどね)
ちなみにDuomatは単体でも売られており、4,180円(税込)もするんですって。ちょっと得した気分だ。


重さを量ってみました。


なぜかカタログ値と実測値がかなり違ってました。カタログ値よりFull Weightで100g(14%)も軽いって。。。
実測値の方は、Lean Weight(本体のみ)と付属品のDuomat、ウェストポーチの合計がFull Weight(全て込み)と
違ってることから多少の誤差はあるみたい。ただ、計量カップでった水を実測したところほぼピッタリだったので、 
14%もの誤差は考えにくいなぁ。

軽いのはいいことだけど、何か付け忘れたりしてないか不安になるわぁ。
ネットで検索すると、50gほど軽いとの情報もありました。個体差があるのかな。
Duomatはカタログのサイズより若干小さかったので -20g というのは理解できる。
となると本体も若干小さかったりして。。。

ちなみに付属品を除いた本体のみの重量は 338g 。山と道のMINI(340g)と同等です。
背面パッドが 180g あるのでそれを山と道のMinimalist Pad(53g)に交換してやれば軽量化が可能ですね。 
最初、OMMはFullで 730gもあるから候補から外したんだけど、軽かったんだ。


付属品のウェストポーチ、ペグ、Duomat、あとセンターコードも外せるというので外してみましたが、
センターコードは 1g でした。


最後に日帰り登山の持ち物を引っ張り出してきて詰め込んだところ、ザック込みで 4.8kg でした。
これに水、食料、行動食で3~4kgほど追加すると、全部込みで 8~9kg ってところかな。


とりあえずザックを軽量化できたけど、中身も減らさないなぁ。
これ以上、何を削ればよいのやら。。。



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