いつも見に来てくれてありがとうございます!
先週(7/9)の話です。
今年は百名山ハンターの血が騒ぎまして、4月、5月、6月と月に1座のペースで登っています。
で、7月です。どこかいい山はないかとリサーチ。
”なんちゃって”百名山ハンターのお眼鏡にかなった山は、『谷川岳』です。
谷川岳は、群馬と新潟の県境にあって、少し遠いイメージがあったのですが、
ナビで検索してみると関越道で2時間ちょいで行けちゃうことが分かり、アクセス良し!
また、標高は1977mあり、高くもなく低くもなく、そこそこ満足感が得られそう。
しかもロープウェイがあり標高746mから1319mまで連れて行ってもらえるという。ありがたや~。
標準のコースタイムは4時間30分とちょうどいい具合。
そして眺望よし!
はい、ど~ん! こちらが谷川岳でございます。いい眺めです。
それでは谷川岳トレッキングのレポ開始です。
当日は2時半に起床。前日9時前に就寝しましたので眠くはありません。
準備をして3時半に家を出発。まずは、セブンで100円セール中のおにぎり等を調達。
そしてガソリン満タンにしてから高速道に乗ります。今回も深夜割引が適用される4時ちょい前にインターを通過。ほっ。
5時前に朝日が昇ってきました。朝日ってパワーを感じますね。
途中、赤城高原サービスエリアで休憩。
お腹が空いてきましたのでフードコートで「二代目ブー次郎丼」を頂きました。
これが意外と美味しかったです。お味噌汁も体に染みる味で胃も心も満たされました。味噌汁がおいしいお店はいいですね!
7時前にロープウェイの土合口駅に到着。
ロープウェイの営業時間は7時からなのでゆっくりと準備をして、さぁ出発です。
高所恐怖症で足元がソワソワしました。
歩かずして標高1319mの天神平に到着。楽チンだ。
中央奥に見えているのが谷川岳。谷川岳には2つ山頂があって猫の耳のように見えることから、
手前をトマの耳、奥の高い方の峰をオキの耳と呼んでいるそうです。
「てまえの耳」、「おくの耳」がなまって「トマの耳」、「オキの耳」になったんでしょうかね。
さぁ出発だ!と気合を入れましたが、この日は猛暑ですぐにへろへろになりました。
岩場もあって「登山してる」気分が盛り上がります。
一応ロープがありますが、このコースの岩場はほとんど滑ることがなくガシガシ登りました。雨が降って濡れた状態ならどうか分かりませんが。
天神平から登るコースはずーーーーっと登り。ちょっとは休憩させろ!ってんだ。とぶつくさ言いながら登りました。
しかも背の高い木はなくなり直射日光が容赦なくつきささります。
へろへろで歩いていると、休憩している50代くらい夫婦と遭遇。奥さんは元気なんだけど、旦那さんのほうがグロッキー寸前。
どうやらビールを飲んだようで、体が思うように動かず休憩ばかりしていて、奥さんがちょっと怒ってました。登山前にお酒はいけませんね。
持っていた塩飴を1つ差し上げて、先に進みます。
少し風が涼しくなったように感じていたら、すぐそばに雪渓が見えてきました。う~ん、ワンダフォー。
とは言え、厳しい登りが続きます。”楽チン”登山だと思っていただけに辛い。
途中、天神ざんげ岩を発見。
奈良の大峰山ある断崖絶壁を思い出し、どれどれと下をのぞき込みましたところ(へっぴり腰で)、
全然絶壁ではなく普通の斜面でした。これではざんげなんてできません。(ざんげすることは何1つないんですけどね)
雄大な山々の景色。2000m級の山にしては、山!って感じの景色で感動。
登山道の先に雪渓が見えてきました。谷川岳のお楽しみの1つ、雪渓の上を歩くことができます。
一応軽アイゼンを持っていったのですが、足跡に沿って歩けばアイゼンがなくても歩けました。
雪渓を超えると、すぐに谷川岳肩の小屋に到着。
ここでごはん休憩をとることにしました。
コンビニのおにぎりでも大自然のなかで食べると美味しいです!
十分休憩したのちに、山頂アタックです。
手前のトマの耳には10分ほどで到着。登山客でいっぱいのため腰を下ろすことなく先に進みます。
こちら(↓)は奥のオキの耳。
谷川岳山頂であるオキの耳に到着。
こちらも登山客でいっぱい。とりあえず腰を下ろしたかったので、岩場に腰を下ろしたのですが断崖絶壁でした。
全然落ち着けないので記念写真だけ撮ってそそくさと退散。
山頂から少し下ったところにあった岩場でこんな(下)景色を見ながら休憩していたら、
カメラを持った高山植物目当ての登山客が次から次へとやってきてはお花を撮影していました。
どうもその岩場の周りには高山植物がたくさんあったみたい。
再び肩の小屋まで戻ってきまました。谷川岳は登りやすいということもあり、登山客でいっぱい。
小屋で記念にピンバッジを購入。
前の人達がコーラを買って美味しそうに飲んでいたので、たまらず僕らもゲット。ほぼ一気飲みしてゲップ。しっけい。
下山開始。
すぐに雪渓です。今度は下り。下りも足跡に沿っていけば難なく下れるのですが、
登ってくる客と鉢合わせになると、登り優先ですのでちょいと除けないといけません。
最初は登ってくる客も1人、2人だったのでその度に除けては、また戻って足跡に沿って下っていたのですが、
そのうち登り客が列をなして登ってきたので、待ってられない!ってことでズズズーーっと滑りながら降りました。
シャーベット状の雪だったのでなんとか降りれましたが、先の見えない急斜面には正直なところビビりました。
雪解け水が登山道にまで流れ出ていました。
登りがずーーーーっと登りだったので、
下りはずーーーーっと下り。
先が見えてしまうと辛さ倍増。
日影がほとんどなく、ようやく見つけた日影も腰を下ろしスペースもなし。
まぁでもちょっとしたスペースのある休憩ポイントなので奥の岩場に座って休憩していると、たばこのにおいがしてきて、やむなく退散。
そのとき嫁さんが悲鳴をあげました。蛇がいたそうです。早く逃げよう!っと岩場を離れたのですが、なかなか嫁さんが岩場から降りてきません。
写真を撮っていたそうです。結構大きかったそうで、ほらっと自慢げに写真を見せてくれました。怖くないのかな?あの悲鳴はなんだったんだ。
その後はもくもくと下りましてロープウェイのある天神平に到着して登山終了。
休憩含めて6時間半の登山でした。いい運動になりました。
運動後のソフトクリームはとても美味しかったです。
秋の紅葉シーズンも良さげなので、また行こうかな。
次回は谷川岳で見つけた高山植物を紹介します!
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