あれまっ。
先日入笠山から帰ってきて登山靴を洗っていたときに思わず叫んじゃいました。
なんとソールが剥がれかけていたのです。
嫁さんの靴もよーく観察すると小さい隙間が。。。
オーマイガーです。
まだまだ夏山を楽しむぞ!と思っていた矢先での出来事。
修理に出すと1か月半くらいかかるだろうから、
あー、これで今シーズンはもう山に行けないと思いガックシ。
実際はトレランシューズでお手軽登山を楽しみましたけど、
その時はトレランシューズのことは頭になくお先真っ暗って感じでした。
もう10数年履いてる登山靴です。
一度ソールを張り替えており、それから8年も経過しているのでそろそろかなーと
心づもりはしていたけど、いざ剥がれるとショック。ついにこの時が来たか。
この際、新しいのを買う?そうすれば夏山にも行けるじゃん。
と思い、新しいのをリサーチしてみたものの。同じモデルの物は既に廃版。
後継モデルはあったものの 46,200円(税込)もする。
嫁さんのも同じく廃版になっており同レベルのものは4万弱。
ふぅ~。溜息しかでない。。。
せめて秋山は楽しめるよう、急ぎ石井スポーツに持ち込みました。
それが8/7の出来事。
で、昨日(9/11)ソール交換が完了したとの連絡をもらい受取に行ってきました。
ソール交換の値段は、メーカーや靴のモデル・状態によって違うようで
私のLOWAが14,135円、嫁さんのAKUが20,900円 でした。どちらもランド交換あり。
こちらが私のLOWAちゃん。SAREKというモデルで今は廃版となってます。
全然手入れしていませんが、いい仕事してくれる相棒。
きれいになって帰ってきました。後継モデルであるタホーと同じソールのようです。
ちなみに靴とソールの間の黒いゴム部分を「ランド」といいます。
靴底は硬くがっちりタイプ。パターンもゴツゴツしています。
気持ちいいほど溝が深い。これだと急峻な岩場でもしっかりグリップしてくれるだろうな。
と想像しただけで早く山に行きたくなりました。
こちらは嫁さんのAKU。モデルは不明。
シンプルでいて、ランド部分とのバランスがなんとも可愛らしい。
以前のソールは黒一色だったけど、今回のものはグレーの層が入っており、ちょいと配色バランスが崩れちゃいました。
使っていくうちに汚れて気にならなくなるかな。
靴底パターンはこんな感じ。少し女性らしいパターンですね。
これで秋山に出かけられます。
さて、どこに行こうかな!
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先週の週末、嫁さんとサイクリングしてきました。
日中の暑さを避けて、7時過ぎに出発。
目的地は、目黒にあるパン屋さん「トシオークーデュパン (Toshi Au Coeur du Pain)」。
人気があるようで次から次へとお客さんがやってきてました。
皆さん、長いフランスパン買っていくのよ。朝からおしゃれやなー。我が家の朝は和食だす。
飼い主さんを見つめるビーグル犬。かわいいなー。
ゲットしたパンを外で食べたいなーと思い立ち、
駒沢オリンピック公園へ立ち寄ったけど日差しが強かったので断念。
9:30 自宅に帰還。往復22km。
もう既に暑く、朝ごはん食べずにカラダを動かしたこともあってヘロヘロでした。
その後、コーヒーと一緒にパンを美味しく頂きました。
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いつも見に来てくれてありがとうございます。
硫黄岳の山行レポその2です。その1はこちら。
その2は「赤岩の頭」からレポ再開です。硫黄岳に登って夏沢峠を経由して桜平に下山します。
赤岩の頭で赤岳などのギザギザの稜線の景色を堪能。そしておにぎりなど補給したこともあって身も心も満足感に包まれました。
そうなると今日の目的地である硫黄岳にはもう登らんでもええんとちゃう?という囁きが頭をかすめます。
ですが、硫黄岳に登ると爆裂火口が見えるというのを思い出しました。
・・・、仕方ない。登ろうか。
コバノコゴメグサ(小葉の小米草)
硫黄岳に向けてえっちらおっちら登っているとゴツゴツ岩が出現。
最近は低山ばかりだったのでこんなの久しぶりだわ。よし、ガシガシ登るぞ!と思ったら、
脇を素通りするだけでした。つまんないね。
トウヤクリンドウ(当薬竜胆)
山頂直前で再びゴツゴツ岩が出現。慎重に足を運びます。
全然大したことない岩場だけど、気分だけガシガシ登っておきました。
13:09(スタートから4時間51分)、硫黄岳の山頂(2,760m)に到着。あれまー、ガスってました。
山頂はだだっ広い広場になってます。この景色、見たことあるぞ。記憶のなかの景色と一致します。
以前2001年に登った時の記憶が残ってました。そのときも同じようにガスってたなー。
そう言えば爆裂火口はどこだ?と、あるはずの方向を見るとガスに包まれておりました。
爆裂火口を見たくて登ってきたのに。。。
15分ほどガスが晴れるのを待ってたんだけど、これ(↓)が精いっぱいでした。残念。
左側が火口で切れ落ちてるんですがガスで見えない。まぁ高所恐怖症なので、見えたら見えたでビビってるんでしょうけどね。
ちなみに山頂の気温は24度くらいでした。
爆裂火口は諦めて下山開始。
イワツメクサ(岩爪草)
チラッと横を見ると薄っすらと爆裂火口が見えました。
ガスが切れるのを待ってたら、ちょっとだけ火口の様子が見えました!
すんごいえぐれてる-! ビビりマックス!
全貌は見えないけどせっかくなので動画を撮ってきました。是非どうぞ。
爆裂火口の大きさ深さ、そして荒々しさに仰天。大規模な噴火であったことが容易に想像できます。
爆裂火口の大きさ深さ、そして荒々しさに仰天。大規模な噴火であったことが容易に想像できます。
改めて噴火の破壊力の凄さに驚嘆しました。
よくガスが発生する場所なのか道しるべとなるケルンが点々と設置してありました。
すぐ横は爆裂火口だし危ないからケルンを目印に進みます。
気持ちのいい稜線のはずなんだけどガスで何にも見えず。テンションも上がらない。
風もあって半袖Tシャツでは寒くなってきたのでアームカバーを装着。しかしこのアームカバー、冷感素材のもの。
風が直接あたらなくなったのはいいのですが、微妙にヒンヤリするぜ。
樹林帯に入るまではガレ場の下りが延々続きます。石が動くので歩きにくい。
コウメバチソウ(小梅鉢草)
ダイモンジソウ(大文字草)
一部、100mほどに渡って登山道が崩壊している箇所あり。
工事で直せるレベルの崩壊ではないので迂回路が恒久的な登山道になるのだろう。
樹林帯に入ってもガスは晴れず。淡々と歩きます。この辺りから雨がポツリ、ポツリと降り出してきました。
14:25(スタートから6時間7分)、夏沢峠に到着。
ここで雨が強くなってきたのでカッパを着こみました。
ここには山びこ荘とヒュッテ夏沢の2軒の小屋があるんだけど、どちらも閉まってました。
硫黄岳のピークから1時間ずっと下ってきたので少し休憩したかったのですが、休憩場所もなく先に進みます。
雨の中を歩くのは久しぶり。ちゃんと天気予報を見てきたんだけど、山の天気は変わりやすいっていうのはホントだね。
雨が降って苔も元気モリモリ。苔好きにとってはたまりません!
14:58(スタートから6時間40分)、オーレン小屋に到着。
雨宿りできる場所もなかったのでスルー。
雨がひどくなってきました。遠くの空を見ると明るかったのですぐ止むだろうと思ってたんだけどなー。
カッパは上だけ着て、下は着なかったんだ。そしたら背中から伝ってくる雨でお尻がビチョビチョになっちゃいました。
しかも先日買ったパタゴニアのバギーズパンツを履いてきたんだけど、撥水生地じゃなくずぶ濡れ状態でした。
まぁ速乾性はあるので雨が止んだあとは速攻で乾いてくれましたけど、今後は山には履いて行くのはよそうかな。
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)?
登りの時も見た、絵になる川の流れ。雨で緑が濃くなって、これまたいい感じ。
15:54(スタートから7時間36分)、夏沢鉱泉に到着。ようやく雨がやみました。
遠くに山が薄っすらと見えるけどどの辺りだろうか。
ちょいとズームアップしてみたら緑の草原のような場所がありました。
誰かが美ヶ原だろうかと言ってたけど、帰宅後に調べてみたらこの方向には霧ヶ峰もある。どっちかだろうか。
かわいいキノコ。
夏沢鉱泉からは舗装された道路が多くなります。下りだし歩きやすくて楽なんだけど、土の道じゃないとテンション上がりませんね。
16:23(スタートから8時間5分)、桜平の登山口を通過。
苔だらけ。日本庭園みたいで絵になるんだよなー。思わず足を止めて写真を撮っちゃいます。
駐車場までモクモクと歩きます。
16:41(スタートから8時間23分)、駐車したところまで戻ってきました。無事に下山終了です。
結局雨が降ってたってこともあり、硫黄岳からほぼ休憩なしで3時間ずっと歩いてました。
ちゃんと計画的に休憩をしないといけませんね。反省。
ウエアはほぼほぼ乾いてましたが、ザックが濡れてて後片付けが大変でした。
ザックカバーはしているけれどどうしても背中との間から濡れちゃうんですよね。
雨の中歩くのはいいけど、下山後の後片付けを考えるとやっぱ雨は勘弁してほしいな。
再び凸凹悪路の林道をキャーキャー言いながら車で下っていると鹿に遭遇。
林道を脱出し、田畑が広がる田園風景のなか車を走らせていると、八ヶ岳の山々のシルエットが見えました。
左から 天狗岳、根石岳、箕冠山、(夏沢峠)、硫黄岳、(手前に峰の松目)、横岳、阿弥陀岳、後ろに赤岳、権現岳、編笠岳。
北の方向に目をやるとこちらも山。左から 蓼科山、北横岳、縞枯山、茶臼山。もう山だらけです。
八ヶ岳は、標高もそこそこあり、樹林帯があったり、岩稜があったりといろんな表情を見せてくれるのでいいですね。好きになっちゃいました。
関東からのアクセスもいいですし、いろんなルートがあるのでまた行きたいと思います。
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いつも見に来てくれてありがとうございます。
先日、八ヶ岳の硫黄岳(2,760m)に登ってきました。
お手軽な山だけど、八ヶ岳らしい苔むす樹林帯があったり、
火山らしいゴツゴツした岩稜があったりと、いろんな表情を見せてくれる山でした♪
■日程 2020年08月29日(土)
■天気 曇り一時雨
■ルート
桜平→ 夏沢鉱泉 → オーレン小屋 → 赤岩ノ頭 → 硫黄岳 → 夏沢峠 → オーレン小屋 → 夏沢鉱泉 → 桜平
■天気 曇り一時雨
■ルート
桜平→ 夏沢鉱泉 → オーレン小屋 → 赤岩ノ頭 → 硫黄岳 → 夏沢峠 → オーレン小屋 → 夏沢鉱泉 → 桜平
標準コースタイムは4時間55分。標高差は868m。
■山行記録
3:10 自宅を出発。今回も高速道の深夜割引をゲットだ。うっしっし。
3:10 自宅を出発。今回も高速道の深夜割引をゲットだ。うっしっし。
1時半起きだったため途中で眠たくなりSAで仮眠をとった。無理は禁物。15分程寝るとスッキリ。
諏訪南ICも近くなったころ八ヶ岳が姿を現した。「おぉ~、かっちょいい」と思うと同時に、
諏訪南ICも近くなったころ八ヶ岳が姿を現した。「おぉ~、かっちょいい」と思うと同時に、
あんなゴツゴツした山に登れるんだろうかと不安がよぎります。
7:20 桜平の駐車場に到着。
桜平までの直前3㎞ほどは舗装されていない林道でなかなかの悪路でした。
かなり凸凹で車がガタガタ揺られ、運転してる私でさえも体が強く左右に揺られて四苦八苦。
助手席の嫁さんはキャーキャー叫んでました。
桜平の駐車場は登山口に近い方から「上」,「中」,「下」と3か所あるのですが、
「下」はガラガラでとりあえずスルーしたのですが「中」は満車状態でした。
普通に考えれば「上」も満車だろうけど自分の目で確かめたくなるんです。
ただ、細い山道。車でいくとダメだったときにUターンして戻ってこれるか不安だったので
ちょいとしたスペースに車を置いて走って確認しにいってきました。
登山する前からゼェゼェハァハァしてしまいましたが、案の定 満車でガックシ。
今回は「中」から少し下ったところにあった、広めの路肩に駐車させてもらいました。
ちなみに「中」にはトイレがあるのですが、現在はコロナ禍のため閉鎖中でした。
8:18 登山開始。
まずは登山口まで林道を歩きます。
8:38(スタートから20分)ようやく桜平の登山口に到着。ふぅ~。
夏沢に沿って登って行きます。水の流れる音を聞きながら歩くと、なぜだか疲れを感じない。癒されてるのかな。
いきなりの急登で早くもヨレヨレです。
岩をガシガシ登るなら気合も入るけど、舗装された道ではテンションも低いのだ。
つーことで、早速 本日のお楽しみを投入しました。
初めましてのCHOYAの梅ゼリーです。さわやかな酸味と豊潤な梅味で美味しゅうございました。
周りの樹林帯は緑一色の雰囲気。地面が元気な苔で覆われてるのです。ザ☆八ヶ岳!って感じです。
9:12(スタートから54分)、夏沢鉱泉に到着。この辺りは硫黄のにおいがしてました。
看板に「秘湯」と書いてあります。山の中で温泉に入れるなんていいですねー。
ここで20分ほど小休止。ここでトイレお借りしました。
ちゃんとアルコール消毒液が設置されており安心して利用できます。山小屋の方に感謝。
おにぎりを食べてエネルギーも補給。早め早めのエネルギー補給が大事なんですよね。
おにぎりを食べてエネルギーも補給。早め早めのエネルギー補給が大事なんですよね。
疲れすぎると食べることも一苦労。そうなる前にしっかり補給しておきました。
再びえっちらおっちら樹林帯の中を進みます。
この日はスタート時点の気温が24度くらいで気持ちよく歩けました。
ヤマホタルブクロ(山蛍袋)
こんな感じの登山道が続きます。歩いてるときは「無」になります。
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)?
ずっと樹林帯の中を歩いていて、ふと空が見えるところに出ると、
思わず写真を撮ってしまいます。何でもない景色なんだけどね。
緑に苔むした岩間に流れる水と、樹々の間から差し込む光。
絵になるなーと思ったら、座り込んで絵を描いてる人がいました。
完成した絵を見てみたいものですが、待ってるわけにはいかないので先に進みます。
歩いても歩いても景色が変わりません。まだかまだかと考えてはいけません。「無」になります。
シラビソ(白檜曽)。花ではないけど、生き生きとした緑で気持ち良し。
10:23(スタートから2時間5分)、オーレン小屋に到着。
”オーレン”の由来って何だろうと帰宅後に調べてみたら、高山植物のオウレン(黄蓮)からきてるらしい。へぇ~。
小屋からはどこぞの山頂が見えてます。方向的には今日の目的地だ。
うぅ。あんなところまで登らないといけないのか?!うんざりする。見なかったことにしよう。
気分転換に凍らせたゼリーをここで投入。シャリシャリしてて美味しゅうございました。
トリカブト(鳥兜)
オーレン小屋にはテン場があり、色とりどりのテントが張られてました。
皆さん、ここをベースにしていろんなルートを歩くのかな。いいねぇ~。
テン場を抜けて、「赤岩の頭」方面へと進みます。相変わらず緑が深い。
ギンリョウソウ(銀竜草)。神秘的だな。
ダケカンバ(岳樺)の間を縫って登って行きます。背の高い木だな。樹齢何年くらいだろうか。
シラネニンジン(白根人参)
美味しそうなキノコ。
この日はやけに調子が良く脚がよく動きます。なんなら走って登ってやろうかと思えるほど。
気温を確認すると19度。涼しいってのが疲れない大きな理由でしょうね。
だんだんと視界が開けてきて、そろそろ頂上が近いのかと期待をしてしまうが、もうちょいあるのだ。
えっさほっさ登るのみ。
下の写真は後ろを振り返って撮った写真だったと思うけど、雲が出てきた様子。
景色が見れないかも。やばいじゃん。
11:57(スタートから3時間39分)、「赤岩の頭」に到着。こちらが今日登る硫黄岳。いいね。
しかーし、阿弥陀岳、赤岳、横岳の方面は、山頂部分が雲に隠れちゃってました。
休憩もかねて雲が晴れるのを待ってると、山頂部分が見えてきました! ヤッホー。
日頃の行いがいいからだねー。そういうことにしておこう。
中央ちょい右のピークが八ヶ岳最高峰の赤岳だ。いいねー。
下の谷間に小屋が見えた。きっと赤岳鉱泉だ。
赤岩の頭から八ヶ岳の山並みを動画に録ってきたので是非どうぞ。
阿弥陀岳、赤岳、横岳の稜線は結構ゴツゴツしていて、こんなルート歩けないわ、と思ったんだけど、
帰宅後に以前の山行記録を調べたら2001年に硫黄岳も含めてくるっと一周するルートを歩いておりました。
赤岳鉱泉にテント張って、夜はワインがぶ飲みしてたのを思い出しました。あの頃は若かった。
その2に続く。
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