NHK教育テレビ「なんでも好奇心」で2月に「本物の温泉」が放映されました。
「温泉教授」の異名をもつ松田忠徳さんが、別府・湯布院温泉を例にとりながら本物の温泉とその楽しみ方を4週にわたって懇切丁寧に薀蓄を傾ける番組で、温泉好きの私としては外せない番組でした。しかもこの番組を見る直前に別府・湯布院に行って来たので実に説得力のある話の数々でした。
本物の温泉の条件として次の3点が欠かせないとの結論でした。
①湯が新鮮であること。
②湯船がかけ流しであること。
③風景や温泉街の景観が美しいこと。
私は「名湯」として上の③にはこだわりませんが、①と②は全く同感です。温泉地でそこの土地の人たちの利用する共同浴場にこそ、この①と②の条件を満たす本物の温泉が間違いなくあるので、私は滞在している旅館・ホテルの周辺の共同浴場を探すことを楽しみにしています。まず裏切られることはありません。人里はなれた一軒宿でめぐり合う名湯は「秘湯」と呼ぶにふさわしく、人にはあまり教えずに独り占めしたくなるほどです。
別府旅行でめぐり会った名湯・秘湯は筌の口温泉と筋湯温泉でした。湯布院温泉の「庄屋の館」の露天風呂は硫黄系のコバルトブルーの名湯です。
筌の口温泉 http://www.asahi-net.or.jp/~ck4t-hri/kydo/kydo/ukenoguchi.htm
筋湯温泉 http://www.sujiyu-onsen.com/onsen.html
湯布院「庄屋の館」 http://www2.ocn.ne.jp/~syouya/
実は、さきほど函館から帰ってきたばかりなのです。湯の川温泉に泊まりましたが、名湯「日の出湯」と東大沼温泉の秘湯「留の湯」にめぐり会いました。
湯の川温泉「日の出湯」 http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/yunokawa_hinodeyu/yunokawa_hinodeyu.htm
東大沼温泉「留の湯」 http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/higasionuma/higasionuma.htm