私はたまにオーパーツをつくる。
オーバーテクノロジーなものを一人でつくる。
予算も人手も時間もないところで、たった一人で、そのあたりのものを使って、ササッと普通に販売できるものを作る。
今の仕事で50ページ超の英文マニュアルを1日やそこらで日本語翻訳するのは、
「それだけで飯が食える」
と言われるほど。
翻訳の経験と印刷の経験などがあるからできるわけですが。
動画撮影編集もやりますよ?
前の会社で作った製造工程VTRは、アメリカでも好評でした。
結局私メインで絵コンテ撮影録音編集翻訳全作業をやってしまいましたが。
これがね、大企業ほどやると困るのです。
実質やれない。
「予算と人と時間がないからできない」
の言い訳を常套とする人にとって、たった一人で全作業をやられた日には、面目丸つぶれなんです。
ゲリラ的にやりますが、一様に信じられないらしい。
だから前職では一工程ごとに全部報告することにしたんです。
なにかズルい事をして作ったわけじゃないという証明をして、スパッと辞めました。
一流の仕事をするのに気兼ねするって、なんの意味があるのよ?
上記マニュアルも今まで高い金を払って外注してたけれど、技術も分かって、不明点がすぐに質問できて修正できたほうが精度高い翻訳ができるのです。
分散するより一人とか少人数で作ったほうが、情報やポリシーの整合やら、整合のための無駄な会議とか省けるのですよ?
品質コスト意識と技術が必要ですけれど。
あとは整理整頓清潔の3Sを毎日心がけてるかとか。
大学院時代に、多因子多目的最適化の為のビッグデータの集約方法とか真面目に研究しまくった経験とかもあるのでしょうけど。
全ては一意で100%決まらない。
少しづつ良いものにブラッシュアップしていかないと、良いものはできない。
その質をどこまで追求できるかが、エンジニアの幸せだと思うのですが、なんかそんな雰囲気じゃなかったんですよ。
前職の技術研究所は。
そして今ノーストレス。