どんなに理論や理屈がわかっていても、実行してみないと、どこからが成功でどこからが失敗かわからない。
実際にやってみると、もっと基礎的な技術や知識が必要だとわかる。
一つ一つの実績の積み重ねから大きな成功があることを知る。
ポジティブシンキングはシンキング(思考)だけじゃだめで、ドーイング(実行)が伴わなければ好転しない。
ネガティブな思考は最悪事態を防ぐために必要。
最高の成果を出すためには最悪の事態を同時に想定しておく必要がある。
最悪な結果を防ぐために行う様々な対策が、最高の成果になるだけ。
何が最悪な事態かは、経験していないと本質的に理解できない。
最悪な事態は命を失い死ぬこと。
お金や物質的な財産や肩書を失うことはそれに比べれば問題ではない。
それよりも身体の機能が失われる損失のほうが遥かに大きい。
目の前の些細な問題に心を奪われて、生命を脅かす事態に気が付かない事の方が問題で。
例えば、津波が来ているのに財布を忘れて取りに戻れば、悔やみきれない後悔が発生する。
判断の順番に整理をつけるのは必要。
毎日の雑事(仕事も含む)を理由に、目先の価値で判断してしまう。
それは生きるために必要な判断か?
その判断で自らの墓穴を掘っていないか?
その思考を放棄するポジティブシンキングをしてないか?
ネガティブシンキングをしっかりと踏まえて、ポジティブドーイングすることで本質的な自信ができる。
どんなに酒を飲んだり憂さ晴らしをしても、ネガティブドーイングを消すことはできない。
というわけで、「カンタンなお仕事で自宅で高収入!」などの売り文句を見ると矛盾すぎて呆れてしまう。
一番大変な自己の成長なくして、本質的価値そのものは理解できないから。
視点が短く狭い思考。
そういう人を大量に消費したい世の中だと理解できる。
消費されてないかい?