ものすごく勘違いしている人もいるので、ハッキリさせておこうと思う。
楽なことって、誰かがどこかでめちゃくちゃ苦労して苦しんで楽になっているのよ?
ネット通販でものが買えて楽。
ネットの通販サービスを苦労して作り上げた人がいるから楽なんですよ。
その他にインターネットの普及や、ネット決済システムの構築。
宅配ビジネスの構築。
倉庫在庫管理体制の構築。
その前に、スマートフォンやコンピュータの普及、電気や無線通信のインフラ構築などなど。
ものすごく沢山の人が、時間と手間をかけて、今の楽で便利な世の中が成り立っている。
最初から楽だったわけではない。
本当に楽しいことって、そのような苦しみや苦労を乗り越えて得られるのですよ。
最初から最後までずっと楽で、
「あー、楽しかった」
って基本無い。
某テーマパークが楽しいのは、楽しいサービスを提供するために、多くの人が本気で頑張って、よいサービスを提供しようとしているから成り立っている。
ただ楽しようとして適当に遊んで提供できるようなサービスではないから、高くても何度も行く。
その上の「感動」は、その楽しいを更に上回らないと得られない。
そんな細かいところまで考えてやっているの?
そんな驚きの積み重ねが感動になる。
何も悩むことなく、考えずに、努力することなく、楽で楽しくて感動が得られるなんてありえないと思っている。
ジブリアニメで感動したとして、なんの苦労もなくそれを作っていると思う?
とことん質や技術やストーリーや人や文化など追求して考えているから、感動できる。
「楽で楽しいことをやって何が悪い?」
と言い放った若い営業がいたが。
お前のその楽を誰が作っているのか考えてみろ。
と言っても考えることさえできないのだから、言っても無駄なことぐらいはわきまえてはいる。