高校生ぐらいに、小学生の時の同級生が、固形燃料ロケットを飛ばしていた。
いわゆるペンシルロケット。
厚紙の上に固形燃料を厚く塗って、クルクル丸める。
筒の内側に燃料がある、固形燃料ロケットが出来上がる。
未成年だと買えない薬品を使っていると言っていた。
数百メートル飛ぶとも。
私が思ったのは、
「過激派か?」
まぁ、とりあえずその言葉は飲み込んだ。
薬品の種類も今Wikipediaを調べれば載っている。
二十歳も超えているし、制度が変わってなければ、問題なく薬品も買えるはず。
ホリエモンが大気圏を抜けるロケットを作っているのだから、できないことはない。
あとはどこで飛ばすか。
北関東の見渡す限り田んぼしかない田舎だったから問題なかったのだろうなぁ。
子供の頃できなくて、やらなかったことができるようになったのに、未だやっていないことが多い。
「若ければやったのに」
じゃあいつやるんだい?
年齢を言い訳にする限り、いつまで経ってもやらないのだろうな。
「若い頃に戻りたい」
年をとったって若くなれる。
やらない言い訳はいくらでもできる。
自分を鑑みて思うんですよ。
「やりたいと思ったときが好機」
大人になったから、もうヴァイスシュヴァルツなんてしないとか。
ポケモンしないとか。
無為に金を落とすような大の大人になる必要はないし、その点は大人らしく、将来の収支を踏まえた上で遊ぶ必要はあれど。
パチンコするのが大人とか、それは違うと思うけれど。
やらない言い訳をするより、どうやればできるかを話す人があまりいなくてね。