人は食物を加工するようになって生きるためだけではなく
食を文化として楽しむようになってきましたね。
加工することで非常に食べやすくなると同時に
噛む回数が少なくても食べることができるようになってしまったわけです。
食べるのはなにも「歯」だけ使うわけじゃありません。
食事の際には「舌」や「頬」も使うわけですね。
その舌や頬を十分に使って食べることをしなくなってしまったわけ。
つまり使わないから十分な機能が育たなくなってしまったわけ。
でも加工してある食べやすい食べ物だから機能が低下してても一見困らない・・・
いまさら原始人に戻ることも出来ないんだと思う。
山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。