ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

量を決め、時間を決める

2010-08-27 07:12:39 | お子さんの歯
小さなお子さんの場合、間食は朝食、昼食、夕食で足りない分を補う意味で
必要なものですが、気をつけておきたいことは

間食は甘食ではないのだということ


大人のデザートとは違います。 

エネルギーを補うので、おにぎりなどが適していると思います。

また、果物や野菜などの自然の甘みのあるものや、小魚や噛みごたえのあるものも
いいです。飲み物はお茶や牛乳がいいでしょうか。


とは言え、そうもいかないことも多いでしょうから

 
 

量と時間を守ることにしましょう。
 


食事をとると、お口の中に残った食物のカスが細菌に分解され酸を発生し
お口の中のphが下がります。このphが5.5~5.7以下になると歯の表面が溶け出す
のですが、歯を磨いて細菌が分解する食物のカスを取り除いたり、唾液で
中和されることで酸性の状態を脱し中性に戻ります。

 

これが、間食が多く、ダラダラと摂取するようだとphの低い歯が溶ける状態
が続いてしまい虫歯になりやすくなります。


また、間食の回数が多ければ、必然的に朝、昼、夕の食事をとる量は少なくなって
しまい、栄養バランスの悪い食生活になってしまいますから、

間食は量と時間を決めることが大事なのです。
 
  
 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。   

 PH
 再石灰化とは
 3つの輪 

 咬むことが肥満予防
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