ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

蜂窩織炎

2010-07-07 07:36:02 | 歯について
 虫歯を放置していたり、あるいは治療後の歯で痛みが無かった歯でも急性化して骨
 の周囲に付着する筋肉と筋肉のすきまや、あごの下や舌の下の組織のまわりに炎症
 が広がり腫れあがることがあります。
 これを蜂窩織炎といいます。

 
 原因はお口の中の細菌で、むし歯からの歯髄炎や歯周炎へと進行する感染が原因
 になることが多いようです。


 お口の中の底が発赤し、腫れ、あごの下が二重あごのようになってくることがあります。
 舌の下側が腫れてくるため、舌は下からもち上がり、舌の動きが妨げられ、唾を飲み
 込むという嚥下運動がしにくくなり、唾液が口の外に流れるようになることもあるようです。 
 

 必要に応じ、お口の内から、場合によってはお口の外から切開し、うみを出すことで
 消炎を行います。また、原因となった歯の治療も必要になりますし、歯の保存が不可
 能な時は、炎症がおさまってから抜くこともあります。


 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。 
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