ふくいんちょのつぶやき

山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長Kazuyoshiの
日常を通してのつぶやき

銀歯のわけ

2011-02-07 19:48:47 | 歯を補うもの
 「歯をたくさん削られ、銀歯をかぶせられた~」と来院される患者さんがおられますが


 患者さんが思っている以上に虫歯が進行していることもあり

 
 虫歯の範囲が大きくなってくるとFCKにせざるを得ないことになります




 他にも銀歯をかぶせるのには理由があります。


  
 
 
 神経をとる処置をした場合、歯は割れやすくなるため、すべて覆う必要が出てくるのです。
 (先生方の考えや、歯の状態によってはレジンインレーで行うこともありますが、原則は
  すっかりかぶせることが第一です)
 
 

 そのために保険適応では第一大臼歯、第二大臼歯はパラジウムという金属で作られるもので
 かぶせるようになります。 FCK


 ですので審美的には気になる方もおられると思います。



 
 もし歯の色にこだわるのであれば、セラミックなどでつくる天然の歯の色に非常に近いものも
 ありますが、保険適応外になってきます。。。
 

  
 いずれにしても歯を削るという治療は避けたいものです。


 できれば歯を削ることのないように、

 ご自身のお口の中が虫歯になりやすいのか、そうでないのか、

 歯周病の恐れがあるのか、ないのか、等など、どんな状態なのか知っておいて欲しいですし、


 知った上で
 
 歯科医師のアドバイスを聴いていただければと思います。

  

 歯を失わないためにもまずは、歯科医院での定期的な検診を続けていくのが望ましいです。 

 
 山形県 米沢市 笹生歯科医院 副院長のKazuyoshiでした。


 
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