言われてからでは遅い

　岩手での勤務医時代をつぶやく

　理論も必要だが、なにより手先の動きが大事な歯科医師というこの職業。
（もちろんどちらも大事ですよ）大学では多くの患者さんに触れ合う機会が少ない
かな、と思い、大学の部活の先輩の勧めと、「多くの患者さんに接したい」その思
いがあり開業医へ勤務することに。大変な日々でしたけど、歯科医師として、そし
て、社会人として大切なことを学んだ勤務医時代をつぶやきます。


　勤務し始めの頃は間違いなく、すべて言われてから動いていました。

　始めの頃はそれでかまわないのですが、次第に、言われなくてもいろんな
ことに気づいていかなければなりません。しかし、私はやっぱり言われてから
動くことがほとんどでした。

　
　O院長　　「Kazuyoshi先生！、あの資料つくっておいてね」


　私　　　 「はい、わかりました」



　O院長　　「Kazuyoshi先生！、あの模型準備しておいてね」


　私　　　「はい、わかりました」


　・・・・・すべて指示待ちです。


　ある時

　O院長　　「Kazuyoshi先生、こういった場合はいつもの資料準備しておく
　　　　　　ことになっているのに、なんで自ら準備していないの？？」

　私　　　　「（？？）」


　O院長　　　　


　　　　　　「これと同じ事が今まで、何回あったの？もう、わかってるよね？」

　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　私　　　　「・・・・」


　
　そうです。
　始めの頃は言われてからの行動でいいのですが、いつまでもそれでは
いけないんですよね。当たり前のことなんですが。
　

　相手が何を求めているのかを考え、言われる前に行動する。　

　
　今でも、苦手なことです。。。　


　言うほうも疲れるのよね
　山形県　米沢市　笹生歯科医院　副院長のKazuyoshiでした。