文化祭で公演

市制６１周年記念　大月市文化祭のひとつとして“笹子追分人形公演”を行いました。

８時半には会場入り。
入り口周り、お客様の受け入れ準備をしてからまずは舞台幕二種類をバトンに吊す。
幕は車人形さんからのお借りしました。
そして、櫓の組み立て。
屋根が付くとかなりの大きさ。


リハーサル。
遣い、いい感じ。
太鼓を実際に叩く事になりました。

舞台袖に櫓を移動して傾城阿波鳴門の準備。
公演近くになってから“巡礼歌の段”は“十郎兵衛住家の段”の一部だと知りました。
ネットであらすじを調べた時には分かれてたのになぁ…
綾乃助先生、土佐子先生により浄瑠璃でのリハーサル。
時間がないので最初と真ん中、続けて十郎兵衛の登場から最後まで。
やっぱり太夫さんが代わると間の取り方が変わって少し戸惑いました。
公演当日、初めてお聴きする場合には絶対にリハーサルは必要です。
不安を残しつつお昼ご飯。
お弁当、おいしかった

受付を覗きに行くと、50人ほど。
最後には100人は越えましたけど200人には届かず。
高校生の主遣い主役デビューの話題性はあったのに、相変わらず古典芸能に対する興味はあまりないようです。
しかし、クラブツーリズムがツアーの一部としてくれた事を知りました。
すげ～
今後も続けて欲しいと依頼もあるそうです。

１時半開演。
三番叟は左遣い担当。
２体目の小さい方は高校生と小学生の姉妹。


伊達娘恋緋鹿子-八百屋お七 火の見櫓の段。
お七、雪とライト、そして遣い手。
はしご登りが少し手間取っただけですごくいいっ
後見をやっていましたので蹴込の陰で思わず拍手！







休憩。

舞台転換。
前半、お弓さんの左手遣い担当。
振りがひとつ抜けたゃった。。。


おつるを追いかけるお弓で袖に引っこんだら直ぐに十郎兵衛の主遣いで登場、、、あわただしい。。。







緊張かなり…
振りは全部遣った。
リハーサルで注意された事は直した。
子供を殺してしまった父親の悲しさを思い描いて遣えた。
がっ、撮ってもらった写真を見るとイマイチ・・・


心筋梗塞で入院していた座員もおつるの左遣いに復帰。

人形を持ってのお見送り。
地元はいつもの方達。
文化祭のひとつとしてでは市のお偉方の姿は・・・軽トラ市には来てたよ～な～
アンケートを見ると韮崎や甲府、神奈川からの来場者。
新聞記事、観光課のフェイスブック、駅やダイエーさんのポスター、このブログを見てくれた。
また、ハイキングの際に白野宿の掲示板に貼ってあったポスターを見て県外の方が来場して頂けていました。
区長さんに頼んだ甲斐がありました。
自分の友人も、半身付随ながら川崎から駆けつけてくれました。
ありがたいことです。

手伝いに駆けつけてくれた友人、川崎の友人と駅前でお茶してから打ち上げへ参加。
久しぶりに枝豆を山になるほどいっぱい食べる。

次は11/3　相模湖小原本陣祭り、11/7　地元笹一酒造のイベントでお昼ごろに公演を行います。
近くで見るチャンスです。

コンサート

明日は人形公演本番ですが楽しみにしていた“クリス・ハート”のコンサートに行ってきました。
熟年カップルが多かった年齢層高めのライブでした。
同級生夫婦にばったりでビックリ

当日まで知らなかった友人が頼んでくれた座席はナント一列目
中心からはずれていますがステージが近～い
顔の表情もよく見えました。

歌はカバーですので、殆ど知っている曲。
彼のきれいな歌声はステージから歌詞をキチンと心に伝えてきます。
同じ場所でバックミュージシャンの音が大きすぎ、歌がかき消された途中席を立ちたいと思ったほど不快極まりないステージを観たことも有るだけに、音の調整にも感動。
そして曲によってはなぜか涙
悲しい思い出が有るわけでもないのに不思議。
自分も明日は舞台から子を亡くした父親の悲しみをシッカリ客席に届けようと思いました。