いちよう:二千和会だより

 会報「いちよう」を通して、人生がさらに豊かに広がるよう「今も青春!」の心がけで楽しく交流しながら散策しましょう。

紫銀河(合同句集―’94.1.1発行―)から

2007年04月15日 | SO-Color

星の鍵  (Sa.O.のページから)
 
   

さくら舞う愛を計ろう上皿天秤
美しいジョークでしびれきったまま



土砂降りに流されまいと坂の石
シャープペンぽきぽき折れる変な日だ
はずみから迷った道で野菊摘む
いちにちが肥満になって息してる
泣き濡れてわざと外している進路
躓けば その石でなく私を嘆く
一秒も無駄には出来ぬ銀杏の葉
峠越え無性に冴える喉仏
痛みもつプロセス胸のブローチに


嬉しくてこぼれる想い 帽子のなかへ
日曜のジグソーパズル地図になる
柔らかに視線を交わし試運転
助手席のあなたとならばどこまでも
自己主張指輪が光る午後の席


光年の単位はみどり 息を吸う
到着の星の光に泣き笑い
百年ののちに目覚める薬です
あすがある呪文の螺子を巻きながら
火の足を叩いて眠る 外は雨
百年後使えるKeyだと信じます


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ハートにピリッと (月子)
2007-04-16 10:53:23
何とロマンティクな世界でしょう。
目で楽しみ、ハートで感じました
私には逆立ちしても作れそうにありません。
返信する
何をおっしゃる月子さん (so)
2007-04-17 00:40:57
軽妙洒脱でぴちっと決める文章で纏めている月子さんを、私は素敵だと感じています。
二千和会のみなさんもあなたの投稿を楽しみにしてる…良いなぁ!!
いみじくも、これは二人の交換日記みたいとおっしゃったわね。誰かもそれと似た感想を持たれたとか…。
皆さん、遠慮なさらずに好きなことを書いてくださればいいのに…。
ただ、良識あるエチケットの精神はどうぞお忘れなく。
二千和会の皆さんには何にも心配しませんが、不特定多数の目に留まるということを念頭に置きますと、つい余計なことも考えてしまうのです。関係ない方にはどうぞお許しの程。
返信する