本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

嵐山から嵯峨野へ・1

2006年08月13日 | お出かけの記録

なんだかほっとする、おうちのひとりごはん。
夫の母からいただいたゴーヤーで、体力回復を目指します♪
(さっそくおひたしとサラダを作りました。感謝!)

京都で一番大変だったのは、3日目の嵐山・嵯峨野観光。
かんかん日照りの中を歩き回ったせいもあるけれど、
精神的な疲れも多分にありました。
なんでこんなとこに来てまで、喧嘩せなあかんの~と思うけど、
希望とは裏腹に不機嫌になるふたり。

実は京福嵐山駅を出た途端にもめました。

桜雪「天龍寺って、どっちの道を行くのかなぁ
   (質問のような、独り言のような)」
夫「地図見せて。この向きだとこっち…(と言いかける)」
桜雪「(すぐさま看板を見て)あ、あっちだ
夫「質問しておきながら、なぜ人の答えを聞かないの!」

いつものことだと油断したわたしが素直に謝らなかったので、
気分を害した夫はしばらく冷たい態度でした。
という訳で、他人のように距離を置いてたどり着いた天龍寺です。



美しい和の眺望を堪能するのがこの日のテーマでしたが。



夫→できるだけ多くの場所を回るつもりなので、せかせか。
妻→のんびり散策したいが、夫の顔色を伺う。
こんな状態では、景色にうっとりもできないのでした。

それから竹林の道へ。


鮮やかな緑。静かな空気。

 思わず立ち止まり、辺りを見回す。

道のずっと先も人がいないでしょ?
夫がまっしぐらに進んでしまったので、ほとんど置き去り。
わき目も振らず、とっとっとっ、と急ぎ歩き、
ごくたまにちらっと振り返るところなんか、わんこみたい。
もういっそ、首輪をつけたい。

こちら、野宮神社の苔の絨毯。


夫はおみくじをひきました。
(大吉は結ばずに持って帰るんだよ、と嬉しそう)
わたしは複雑な心境ながら、そっと夫婦円満を祈りました。
(気持ちが乱れていたので、拍手を打つのを忘れる。
神様、気づいてくれなかったかな…。困っちゃう

この後は嵐山オルゴール博物館に行き、
疲労のあまり一階のレストランに長居をしたり、
またひと悶着あったりしました。
(「外で電話してくるよ」と言われたけど、
てっきり戻ってくるものと思ったわたしは、
二階の博物館で延々待ってました…。
あとで「ちゃんと断って出たのに」
「でも分からなかったんだもん」と、くだらぬ言い争いに…

この旅行で二人きりなのはたった数時間。
思い切り甘えてべたべたしたかったのに。
さみし~い!



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