本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

音痴でも泣く部屋

2006年10月31日 | 日々のこと

気がつくと、ドラマ「のだめカンタービレ」を
ほぼ2回ずつ観ています。
(最初はひとりでリアルタイムに、
2度めは夫とビデオ録画したものを)
エピソードの順番などは原作そのままではないけれど、
雰囲気は伝わって面白いです。
作中取り上げられたクラシックの曲が聴けるのも楽しみ。
今の所、のだめ関連で発売されたCDを持っていないもので、
無料で聴けるドラマ化アニメ化は実に有り難いのです。

観なくたって曲調の想像くらいつくだろうって?いえいえ。
うちはふたりとも、クラシック音楽の造詣が深くありません。
というか、まったくの無知で、
はっきり言って感性も鈍いです。ええ。
夫は素人と玄人の演奏の違いが判らないと呟くし。
わたしは主観的に聴いて、
「居心地悪くて身もだえする」「ふつう」「心が震える」
という3段階の感想しか持ち得ません。
TVで使われているクラシックの曲名当ても下手だし。
(どっかで聴いたはずなのに…といつまでも悩む)
結局、音痴なんだと思うのです。

しかし、音痴は音痴なりに美意識があるもので。
時々キーッと頭をかきむしりたくなることが…。
実はね、隣はピアノ教室なのです。
ポップスを中心に教えているらしいのですが、
普通のマンションで防音などないから響くのです。
生徒さんが来る日は、夕方まで音が流れてくる。
傷のついたCDより、たちの悪い演奏が。
ひえええ~。

夫は日中家にいないので寛大なのですが、
始終聴かされるわたしの神経はずたずた…。( ̄ロ ̄lll)
引っ越してきた当初は我慢できると思ったのですよ。
(その時は上の部屋の住人の物音のほうが辛かったしね)
状況を甘く見ておりました。
今になって、間違いだらけの反復練習が
どれほど他人を苦しめるのか分かりました。
ある意味、音の拷問。
「居心地悪くて身もだえする」日々。嗚呼。

かといって、うちも夫が深夜に帰宅したり、
制止しても音量を上げてDVDを観たりしているから、
人様に苦情を言える立場ではないのです。
これは隣家のレッスン日を把握して、
気にさわる前に出かけるしかありません。
まともな演奏まで嫌いになりそうなのが、ちょっときつい。

いつかコンサートに行って、耳を浄化しましょう、夫。
このままでは妻の(ただでさえ鈍い)感性が
完膚なきまでに破壊されそうです…。



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