本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

知ってほしい

2011年03月21日 | 日々のこと
引っ越しの荷物が新居に届き、まだまだ暮らせる状態ではありませんが、テレビが映るようになりました。
そこで今朝「スーパーモーニング」を見たところ、福島県いわき市のことが取り上げられていました。
福島市より放射能の数値が低いにも関わらず、市のごく一部が屋内待避範囲に入ったものだから、業者が放射能汚染を恐れて配送をせず、物資が届かない、ということ。生活物資のある他県に避難しようとしても、ガソリンがないから出られない、ということ。
全国放送の番組がいわき市民の訴えを取り上げてくれたことで、少しでも多くの人たちが現状を理解してくれる…。
これからでも事態を打開することができると信じたいです。
取材を受けるのはやはり効果的だと思うので、各ニュース番組にいわき市民の訴えが届いて、放送されればいいと思います。


昨日友達から、避難しても親戚の家に入るのを拒否された人がいるという話を聞きました。
わたしも周りの放射能に対する過剰反応を見て、一生懸命正確な知識を話したのだけど、聞いてもらえませんでした。一度根付いた恐怖はなかなか消えるものではなくて…。
そもそも放射能と被ばく者に対する誤解があるのです。何もかもがごっちゃになってしまって、数値も時間も関係なく放射能を怖がり、常に放射性物質を発しているんじゃないかと勘違いして被ばく者を怖がり、しまいには被ばくする可能性があったというだけで一部の地域に住んでいるものを怖がり…差別をする。
やはり専門家の方がもっと噛み砕いた言葉で、幼児にも分かるぐらい易しく解説を続けてくれる必要があると思います。

そういえば…せっかくガソリンが入荷されてもガソリンスタンドで待っている間に燃料切れになってしまうから、行列に並べなくていつまでも給油できないという話を、わたしの父以外でも聞きました。
ガソリンスタンド側の手も足りないのだろうけど、何か効率的な方法を考えられないかしら…?
例えば、どうせ先着分なのだから、行列は人が並ぶ形にしてもらって車は付近に止めておいてもらい、順番が来たら動かしてもらうとか。名簿に名前を書いてもらって、呼び出す形にするとか。
みなさん、スタンドの人も少ない極限状態で、より効率的に公平に給油できる、良いアイディアがないですか?
現地も精一杯なのだろうけど、ガソリンが大量輸送されても多くの人に行き渡らないのであれば意味がない。どうしても、どうにかできたらと思ってしまいます…。