3月の雪を見る猫。
ある日のさくら。
抜け毛とほこりが舞い散る床に転がって毛づくろい…。
ご、ごめんね。お掃除行き届かなくて。
フローリングワイパーするから、そこでちょっと待っててね?
そういう時に限って、わざわざテーブルの下で日向ぼっこしたりするのだった…。
ちょっとそこ…これから拭くはずだったのに!うねうねしまくって、お前はモップか!
うちの女の子ガメのみどりは、春が近づくと食欲を無くします。
毎年のことなのですが、ろくに食べもせず数週間となるとやはり心配。
こんな時は、とっておきのささみかえびで栄養を摂らせるしかない。
(たとえ恋の季節であろうと、配合飼料でなく大好物ならば食べるみどり…)
ただ、亀たちが食べる量だから多すぎてもいけないし、
ささみをゆでてほぐして、さくらにもおやつ範囲であげることにしたのでした。
亀たちは例年のことだから、美味しそうにたいらげ、
さくらも初めて食べるものなのに、ドライフードに添えたら躊躇なく食べました。
ゆで汁のほうもスープ代わりに喜んで飲んでいました。
で、それでも残ったゆでささみは冷蔵庫にしまい、
連日あげては栄養過多だろうから、二日後にまた亀たちにあげることにしたのです。
そんなわけでレンジで再加熱して、ペットたちへのごはんの準備。
匂いが気になるだろうから、さくらにもほぐし身をほんのちょっとだけ、
ドライフードにトッピングして、真っ先に供しました。
夢中で食べているさくらの横を通り過ぎ、みどりとかめに残りのささみをあげ、
また台所に戻ってお茶碗洗いなどをしていると…。
突然「にゃあっ!」と憤慨したようなさくらの鳴き声。
様子を見に行くと、さくらがドライフードの入ったお皿から離れていました。
なんと、いつもごはん以外目に入らないような子が!
まあ、わたしが台所から出てきたので、すぐ戻って最後まで食べきったんですけどね。
おそらく…残りのささみは当然全部自分がもらえるはずだと思っていたのに、
お母さんたらわたしが食べている間に、亀たちなんかにあげちゃった!と憤ったんじゃないかなあ。
食後、亀たちの水槽のそばに行っていたし、食事台においた水入れに顔を寄せて、
「ささみスープじゃないの。フン!」って感じだったもの…。
さくらよ…。いくらささみが美味だったとはいえ、いささか食い意地が汚いではないですか?
みどりは一応、年上の先住動物なのですよ。
同じ家に住んでいるんだから、分け合いましょうよ。。
というか、はっきり言っておこぼれを分けてもらっているのはあんたのほう…。