悔しいけども、やはりおとうさんの腕の中が一番愛らしいさくらである。
猫らの動く姿を撮りたくて遊ばせてみるのだが、
片手にカメラを構えるとおもちゃの動きがぎこちなくなり、食いつかなくなってしまう。
結局、撮影そっちのけでねこじゃらしに専念せざるを得ない現状です。
真剣に向き合わないと、猫も分かるんだよねえ…。
夫が遊んでくれたらいいのですが、おもちゃを上手に動かして
猫を惹きつけるこつが飲み込めないらしいです。
こうなると撮影を夫に頼むしかないのであるが、
わたしも好きな構図で色々撮ってみたいので、それも困るのであった…。
と言う訳で遊んだあと、やや落ち着いた猫をiPhone6で撮ってみる。
たたんだ洗濯物に何度も突進して、ぐしゃぐしゃにしてくれたエル坊に、
「ネズミどこやー?!」「頭、頭!」というコントをしてもらう。
さくらの額にはボールのっけ。
そんなに動じてない。
グラナダ版「シャーロック・ホームズの冒険」が素晴らしすぎて萌え苦しんでおります。
「もう一つの顔」で、ワトソンの足の裏を触って起こすホームズとか
(約束をすっぽかされたうえに、短時間しか寝てないワトソンかわいそうw)。
「美しき自転車乗り」で、ワトソンの偵察のダメだしをするホームズとか。
「青い紅玉」で、クリスマスまでワトソンを捜査に連れまわすホームズと、
謎解き後に無実の罪で獄にいる人に思いが至るワトソンとか。
感情の激しさを理性と知性で覆い隠して、事件にだけ集中するホームズもいいし、
彼のワガママな言動にたまにはむっとするけど、すぐ許すワトソンの包容力もいい。
(部屋を片づけたそばから書類を撒き散らすホームズに耐えるハドソンさんも好き。
ホームズは本当に二人に支えられているなあ…)
パペットホームズのために「海軍条約事件」も予習しておきました。
うかつすぎるフェルプスくんの将来が心配だ。
そういえば、人形劇「シャーロックホームズ」に出てくる「踊る人形」の暗号が、
正典と違うんじゃないかという書き込みを何度かネットで読んだので、
なぜかしらと調べてみたら、どうも本の版によって暗号の絵が違うらしい。
日本語訳も、準拠した版によって違いができたのかもしれないですね。
わたしが持っているのは新潮文庫の延原謙訳(平成元年改版)ですが、
違うと言われていたBとVの字は、人形劇の暗号と同じです。
疑問解消となって、ちょっとすっきりしたのでした。