毎度お馴染みの京都タワー。iPhone6で撮影。
先日、一度行列の長さに断念した「国宝 鳥獣戯画と高山寺」展を観に、
再び京都国立博物館へ足を運びました。
今回は夫がたまたま有休を取っていたけれど、平日午後。
どこまで待つかなと思ったら、入館までに20分、目玉の展示室で30分待ちとの表示。
すごいねー。みんな鳥獣戯画好きだよねー。
しばらく外で待った後、ロビーへ。
(これが記念撮影可だったので喜々として撮る)
わたしには素養がないので、きちんとした感想は書けません。
非常にうっすらした印象のみ記します。
まず、高山寺にまつわる文化財が豊富に展示されていました。
書や仏教美術に関心がある人にとっては嬉しいことでしょう。
わたしとしては「国宝 明恵上人像」で小鳥や栗鼠にも慕われるお姿など、
明恵上人のお人柄がうかがえる展示物が興味深かったです。
しかし…他の来館者の方の言葉が耳に入って、つい頷いてしまいました。
「集中力が鳥獣戯画まで持たない…」
前段階で真面目な文化財を沢山、真剣に拝見し続けるものですからねえ…。
お目当ての鳥獣戯画のほうは、甲巻がやはり一番好きでした。
が、展示室が押すな押すなの大行列。
ようやく見られる番が来ても、立ち止まらずに進み続けなければいけないんだ。
(巻き物近くの解説パネルは要注意な!うっかり読みふけると本物を流し見するはめになる)
鋭い観察眼がある訳ではないので、うさぎが超可愛かったとしか言いようがない。
賭弓をしているところに遅刻してきた子がいて、「すまんすまん!」的なのを、
めっちゃにこにこしながら「おう、早く来いよ!」と、オイデオイデしている子が特に良かった。
あと、うさぎが鹿を引いてたり、乗ってたりするのも、よく考えると微笑ましいよね。
ひっくり返る蛙(…?そういうギャグなのか?)も、見ようによっては殺人事件の被害者的。
猿が逃走して「あいつが犯人だー!」と、うさぎや蛙に追われているのも面白い。
博物館の庭にはパネルをめぐるスタンプラリーがありました。
この猫、可愛いー!と夫。やっぱり猫ですか。
(絵巻だと、近くに鼠がいて、うさぎの後ろに隠れてるのが可笑しい)
ミュージアムショップでは興奮して、どうしよう?これもあれも欲しい!と迷いました。
上左:夫が購入した竹筆ペン(もう1種類も買っていた)と、手ぬぐい。
上右:ハンカチと、図録についていた豆本。
下:来年のカレンダー。
ミュージアムショップと展示会場出口の売り場では置いてあるものが違うんだ…。
コレここでしか買えないかも…!!と焦るわな。
(あとで調べたら便利堂で買えるのもあった…)
予算の都合で諦めたけれど、
Tシャツやトランプや名刺やブックカバーや千代紙入り豆箱なども欲しかったー。
展示を観たあとは、またお寿司屋さんに連れて行ってもらいました。
1か月に二回のお寿司だなんて…旦那様、ありがとう…。
(ここだけの話、鳥獣戯画展の混雑で改めて出直すことになって得しちゃったなあ)
夫は鳥獣戯画が好きでも、個人的には並んでまで観たい訳でなく、
わたしへの家族サービスだったそうです。
お付き合い頂いて、どうもすみません。
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