無事帰宅したら、だら~っと昼寝しようと思ったのですが、
いつのまにか洗濯機を回しております。
くたびれているのに…何をしているんでしょう、わたしは。
(洗濯物が溜まりすぎるのって、結構ストレス?)
夫実家を経由しての京都旅行、ようやく終わりました。
楽しかったけど、忙しすぎた数日間。
もうしばらく遠出はいいわ…という心境です。
夫は明日から泊りがけで出かけるのですが、
お留守番の妻は淋しい反面、なんだかほっとしていたり(笑)。
長年一緒に過ごして気心が知れていると思っていても、
旅行に行くとなぜか歩調が合わないのです。
京都第1日目
● 夕食まで、夫は後輩の方と出身クラブの試合を観に行き、
妻は自由行動、ということに。
四条通りで買い物したりと、楽しく過ごしたのですが、
約束の時間になっても夫と連絡が取れず…。
眠気をこらえるためにホテルでシャワーを浴びていたら、
向こうから電話をかけ直してきました。
後で判明したのですが、その時は
「(妻から)電話かかってきたけど、
(他の人と)話している最中だったから、出れんかった」
と平然としていたそう。
(ま、これぐらいいつものことだし。
後輩の方も一緒だった夕食も楽しかったから、ええねんけど)
ため息度…★☆☆☆☆
京都第2日目
● 前日の四条歩きで靴擦れをおこしたもので、
わたしのスニーカーを急遽買いに行きました。
夫が選んだサイズ違いのバーゲン品の試し履きを断ったら、
「もういいよ」と少し険悪な雰囲気に。
(いくらメーカーによって大きさが違うといっても…
自分のサイズじゃないものから履く気にはなれません)
その後、店に飽きたらしく、通りに出てしまった夫。
二人で買い物すると、よくこんな展開になります。
● 夕方、夫のお友達とそのご家族に、
祇園周辺のお店を案内していただき、皆で晩御飯を食べに行く。
夫は昔から、こちらの可愛いお嬢さん(小学生)にめろめろ。
話しかける声色まで違うので、ちょっとジェラシー。
お友達に勧められたからといって、酒席では
せっかく止めたタバコを吸っちゃうし。
妻のことなんかどうでもよさそう、なんである、
やっぱむかつく度★★☆☆☆
京都第3日目
● 以前から固く約束していたので、ふたりきりで観光する。
妻の希望通り、嵐山・嵯峨野周辺を回るが、
質問しておいて、人の答えをろくに聞かないと
わたしにまず腹を立てた夫。
(悪かったけど…夫だっていつも人の話を聞いちゃいない癖に)
そして美しい庭や竹林の道を、
リードから放された犬のように早足で進む夫。
やけにせかせかして、常に5m以上先を歩くのです。
ふたりで観光の意味が分かっていない朴念仁。
逆らうと大変なので、思う存分ひとりで突っ走らせたら、
疲れたらしく、やがて並んで歩くようになりましたが。
普通ベンチに座って景色を眺めたりするでしょうよ。
● 夜は、夫が学生時代お世話になった方たちと飲み会。
非常に楽しい時間でしたが、一方で夫がかぽかぽお酒を飲み、
ろれつの回らない舌で支離滅裂な主張をするので、
何か粗相があっては…と、はらはらするわたしでした。
ちょっと強引に発言しすぎやで、と注意をうながすために
何度も腕に手をかけていたら、
当人は飲みすぎを咎められたと思ったらしく、
「妻はいつも酒量を控えさせようとするけど、
そういうお酒の席はやはりつまらないですよ」などと。
偉そうなことばかり言うので、かちん、ときました。
その晩は勧められもしないのにお酒をオーダーしまくりで、
帰り際は幸せそうに酩酊しておりました。
この場合、まだ正気な人間が面倒を見たりして苦労するのです。
皆様が心優しい方たちで良かった…。本当にスミマセン。
イラつき度★★★★☆
京都第4日目
● 最終日だというのに、夫は朝からひどい二日酔いの症状。
しかも昨夜の記憶が途中から無かったり。
(いい加減、懲りなさいよー)
夫のお友達のご一家が、わたしたちを錦に
連れて行ってくださる約束だったのですが、
この際夫はサウナで酒気を抜くことにして、
わたしだけ案内していただきました。
(夫も心配だけど、サウナは女人禁制だし。
相手の方々もこのためにお時間を空けてくださっているので。
迷いつつも、別行動しました)
しばらくの仮眠のあとに合流した夫、
なんとか回復してくれてほっとしました。
● 帰りの新幹線に乗ったのが19時過ぎ。
本当はこの日中に、夫実家に駐車している車で
長崎まで帰る予定だったのです。
しかし今になって「あっ!ガソリン入れてない」と気がつく夫。
夫実家到着時刻には、最寄のスタンドが閉まっています。
うかつです。翌々日には次の旅行を控えていて、
荷物の準備もあるというのに。
結局夫実家に泊まることになりましたが。
行き当たりばったりの事態に眩暈のする妻でした。
呆れを通り越して疲れた度★★★★★
せっかく学生時代の思い出の地を旅したのに、
夫婦でゆったりという気分が、全く無いまま帰ってきてしまいました。
こんなはずでは…と思うのですけれど。
(もっとも、結婚式に遠方の友達が集まってくれたことが嬉しくて、
その晩には泥酔して、花嫁から恨まれた男ですからね。
はなから、静かなひとときを期待してはいけないのですが)
なんだか心が雨不足。
しばらく夫が留守をするし、ラブロマンスでも読んでひたろうかねぃ。
(京都の写真、また今度します♪)
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いやはや、疲れ過ぎて眠いのに眠れません…。平日に休みをとって夫婦で京都なんて、一見優雅な話だと思うでしょ?ところがどっこい。人知れぬ苦労が多いのです。
夫、旧交を温め大満足。妻、夫婦間の亀裂を切実に感じる(笑)。なんだか…毎度のことながら、夫の暴走についていけません。今ちょっと、息子さんをのし付けて返します、の気分。(じゃなかったら、自分側の人間に愚痴って同情してもらいたい気分!)
ま、いろいろなことがあったわけですが、一番ぐったりするのは、夫には振り回してる自覚が全くない、ということなんです~。
比較的最近観たDVDの感想、まとめました。
『逆境ナイン』2005 監督 羽住英一郎 出演 玉山鉄二 堀北真希
廃部寸前の野球部を存続させるために、
甲子園出場を校長に約束した部長の不屈。
しかし何度も試合が危ぶまれる“逆境”に見舞われる!
みんな演技が濃い…。不屈の男の魂が熱いです。
原作は未読ですが、夫の証言ではわりと忠実だそうで。
素直に爆笑しました!コント的なこのセンス、いいっすね~。
藤岡弘の校長もいいけど、個人的に田中直樹の監督が好き。
初めて登場するシーンも大注目ですが、
「それはそれ、これはこれ」も衝撃の面白さです。
『チャーリーとチョコレート工場』2005
監督 ティム・バートン 出演 ジョニー・デップ フレディ・ハイモア
懸賞に当たり、謎のチョコレート工場を見学できることになった
チャーリー少年。同じく当選したわがままな子供たちと共に、
工場長ウォンカさんの案内で不思議な世界に足を踏み入れるが…。
カラフルで魅力的でちょっと不気味で、
とてもティム・バートンらしい作品でした。
(あ、でもだいぶ毒を抜いて一般向きか…)
保護者からすれば、ウォンカさんはアブナイおじさん(笑)。
媚もせず、反発もしないチャーリーの純真さがいいですね。
年は違えど、対等な二人なんだな、って感じです。
関係ないけど、DVDのメニュー画面から選択していくと、
ウンパ・ルンパが穴の上から液体をそそいでくる場面があって、
溺れそうな気分になり、大変気持ち悪いデス…。
『リロ&スティッチ2』2005 監督 トニー・レオンディス マイケル・ラバシュ
声の出演 ダコタ・ファニング クリス・サンダース
異星人の博士が違法に造りだしたモンスター、スティッチ。
前作で地球に住むリロたちの家族(オハナ)になったが、
実は誕生時に充分なエネルギーを得られなかった。
そのため、突然凶暴化してリロたちを困らせることに…。
大好きな人たちを傷つけるのじゃないかと
真剣に悩むスティッチの姿が、なんとも可哀想で目が潤みます。
(ディズニーに騙されてる?いいのーっ)
自分もまだ大人になりきっていないのに、
家族をまとめようと一生懸命なナニお姉ちゃんも健気。
(↑常識人はナニだけだから苦労するよね)
ラストはいつも、たやすく感動してしまうわたしなのです…。
リロとスティッチは、やっぱり仲良く一緒にいなくちゃ!
『コープス・ブライド』2005 監督 ティム・バートン マイク・ジョンソン
声の出演 ジョニー・デップ ヘレナ・ボナム・カーター
気弱なヴィクターは、政略結婚の相手のヴィクトリアと恋に落ちた。
しかし新婦側は格式の高い貴族、
結婚の儀式も複雑でリハーサルもうまく行かない。
式の前夜、森で誓いの言葉を練習するヴィクター。
何気なく小枝に指輪をはめたが、
それは花婿を待ち続ける死体の花嫁の指だった…。
ヴィクターが連れて行かれた死者の世界は、
気色悪いけど気のいい(?)ひとたちでいっぱい。
ブラックなところは好き嫌いが分かれそうな感じですが。
部分的に骨で、虫まで共存してます、という状態の
コープス・ブライドが、見ているうちに可愛く思えてくるのです。
(ヴィクトリアより、ずっとチャーミングよね?)
地上に戻りたい一心のヴィクターの嘘も、
はっとするほど純粋に受け止めるのです。なんといじらしい。
当然、優柔不断のヴィクターの株は下がる、下がる(笑)。
何人もの美女とお見合いしたあげく返事を渋る青年に、
いらつく仲人のおばちゃんみたいな気持ちになる。
『サマータイムマシン・ブルース』2005
監督 本広克行 出演 瑛太 上野樹里
SFを理解しない大学のSF研究会のメンバーが、
ひょんなことからタイムマシンを手に入れた!
ちょうど部室のエアコンのリモコンが壊れていたので、
正常なリモコンを取りに“昨日”へ行く面々。
しかしタイムパラドックスの恐ろしさをのちに知り、
慌てて元に戻そうと試みるが…。
最初はエピソードがバラバラな感じで、つながりが不明なのですが、
後でちゃ~んと意味が分かります。(うふふ、もう一度観たい!)
タイムトラベル物の、
「これがそうなって、だからこうなった訳ね!」
というすっきり感覚も楽しめますが、
これは登場人物たちのバカッぷりが可笑しくて良いです。
タイムマシンでやらかすことが、とにかく小さいし…。
(まあ、伝説になっちゃうひともいたが)
場当たりな行動には、あきれながらも笑ってしまいます。
お間抜けすぎる青春に共感したりして。
さて、京都旅行。夫実家経由なので、いよいよ出発です。
ああ、それなのにこんなに夜更かしして…。
しばらく更新できないからって、延々書きすぎました。
これでは目の下にくまができてしまうのです。
明日からは夫と一緒で、どうなりますことやら。
(突発事態は当たり前!)
波が立たない旅路を祈ります。
では皆さま、おやすみなさいなのです。
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WEB本棚ブクログとは、ヴァーチャルの本棚に
好きな本を並べられるという、画期的なサービスです(多分)。
m-t-daidaiさんのブログでお見かけして、
「すごい、すごい!」と憧れていたのですが、
システムが良く分からなかったので、
なかなか始めることができませんでした。
(今も謎が多いけど…)
せっかく本のレビューを書いても、
表紙の写真を載せることができないわたしにとっては、
簡単な入力でずらずら本が配架されるのがひたすら嬉しい。
書誌データはアマゾンとつながっているし、便利。
アフィリエイトも理解できたら始めたいんだけどなぁ…。
(ええ、そういうアナログ人間もいるのです)
パソコンのお勉強が切実に必要なようです。
ええと、本はまだ少ししか入力してないですが、
短い感想なども書いてます。
ブックマークから行けるので、良かったら見てくださいね♪
おなかの具合はだいぶ良くなりました。
月初めは、痛みのぶり返しがあったので、
今度は大きな病院に行って診てもらったのです。
血液検査・尿検査・レントゲンなどをして、
結果は異常なし。(検査代で懐が痛いケド)
もしかしたら腸か尿のあたりで
感染症を起こしてるかもしれない?とのこと。
お医者さんって…みんな言うことが違うし。
こっちが全快するまで診断の明言を避けるのよね…。
いいけどさ…。
ともかく当座は大丈夫なようなので、安心しました!
でもこれから京都旅行を控えているので、
あまり無理はしないように、と心がけます。
お騒がせしました。
(バタバタしてる間に親知らずは放置!
でもでも、歯痛は今のところ収まっているから、まだいいんだもん…)
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まともな歴史書が読みたい訳じゃなくて。
娯楽性の高い推理小説の世界で、
今に残された情報を元に
論理の飛躍を魅せてくれるミステリが好きなんです。
決してその推理が事実とは思いません。
常識にしばられない発想自体にわくわくするのです。
(根拠として読者に提示する情報を選択するのは作者だから、
ほんとにとんでもない仮説が飛び出すこともありますが…)
はるか昔に『成吉思汗の秘密』(高木彬光)を読んだ時には、
強引すぎる話に、うふっ、てな気分でした。
しかし、どんなにへんてこな結論を出しても許されるという
無責任極まりないこのジャンル(笑)、
意外にも気に入ってしまったのです。
特に近年は作品が充実しているので、
歴史好きの夫と共に読んでいます。
(↑自分が詳しい分野が扱われていると、点が辛い)
『QED』シリーズ(高田崇史)なども、面白いのでよく読みます。
(初期の作品が優れているというのは、夫婦の意見。
『百人一首の呪』とか『式の密室』とか。
歴史推理とからめて展開する現代での犯罪が
ぱっとしない感じなのが惜しいです…)
最近読み返しているのは、鯨統一郎の作品。
『邪馬台国はどこですか?』(創元推理文庫)
歴史学者静香とライターの宮田が、
「スリーバレー」というバーで顔を合わせるたび、
歴史の謎に対する推理合戦を繰り広げます。
実に大胆で、それがまた愉快な名作。
学生時代、彼(夫)に貸したら、面白すぎて取り上げられました。
『新・世界の七不思議』(創元推理文庫)
進化した「スリーバレー」、カクテルもおつまみも美味しそうです。
静香に容赦なく罵られても、さりげなく挑発し続ける宮田。
あれはあれで、仲が良いのかも?
うちの夫は推理部分に文句ありげですが、
こじつけ感が結構笑えます。
『すべての美人は名探偵である』(光文社カッパノベルス)
あの二人はいつの間に電話番号を交換してたんですか!
(↑本筋には関係ないところで、びっくり)
それはともかく、相変わらず気が強くて自由闊達な静香と、
おぜうさま桜川東子(『九つの殺人メルヘン』登場)の共演が嬉しい。
殺人とミスコンと徳川家の謎の話。遊び心は大切ですねっ。
『タイムスリップ森鴎外』『タイムスリップ明治維新』
『タイムスリップ釈迦如来』(講談社ノベルス)
渋谷の女子高生うらら、大活躍の3冊。
純粋な歴史推理というよりも、
『邪馬台国…』の仮説を踏まえたフィクションです。
どれも荒唐無稽でユーモアがあります。
一番好きな『…森鴎外』では、何者かに命を狙われた鴎外が、
現代にタイムスリップして、その犯人を推理するのですが、
この時代になじんでしまうモリリン(注:鴎外のこと)が可笑しいです。
これからも新作が楽しみ。
ところで、わたしたち夫婦が日本史関係の歴史推理モノばかり、
選んで読んでいることにお気づきでしょうか。
(妻は時々修道士カドフェル・シリーズを読みますが、
あれは中世イギリスを舞台にした時代ミステリ、だものね)
そう、世界史関係はなんとなく避けているのです。
もともとの史実や歴史的な状況など、
背景が分からないと面白さも半減するので。
(無学なもんで…。読んだら、そのまま信じてしまいます)
だから『時の娘』(ジョセフィン・テイ)も未読。
(歴史ミステリの本家本元だよね?うわー!はずかしっ)
イギリス史の本をまず読んでから、挑戦しようかな?
追記…はっ!ディクスン・カーも読んでないわ!
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