Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Trunk Line#3

2012-03-16 | 鉄道写真


 先回までに、現役時代の0系の姿を見てきました。そして現役引退後、保存される車両を見ていきたいと思います。


 最初は、平成22年7月、JR東海浜松工場のイベントで展示された、21-86です(写真)。工場の一番の魅せ所であるリフティングの実演のため、クレーンに吊るされています。開業当初からの車両かどうか疑問を感じますが、大窓車は初期型の特徴、後期の2000番台では、各列の座席毎の小窓に設計変更されました。



 同イベント時には、既に「リニア・鉄道館」での展示用車両は決まっていたらしく、現在同館で展示される車両が並んでいました。最初は、食堂車36-84です(写真)。残念ながら通路側(山側)らしく、調理室側の特徴ある窓割りが写っていません。



 続いて、”ビュッフェ”、37-2523です(写真)。在来線なら「モハシ」であり、半室座席、半室ビュッフェです。ロットナンバーの2000番台が示すよう後期の車両で、残念ながら開業当初のビュッフェ35形は、残っていないようです。



 続いて、グリーン車16-2034です(写真)。これも2000番台、初期型を保存しなかったことを、JR東海は後悔しているでしょう。


 なおこの展示では、いずれの車両も本来の台車DT200ではなく、狭軌用の仮台車を履いていました。



 そして、現在「リニア・鉄道館」に展示される、21-86です(写真)。姿は美しいです。なお、他の車両も展示されますが、36形以外は並んでいるだけで、中まで見るのは事実上不可能です。落ち着いたら、車内公開も是非検討してください。


 0系に関しては、概ねこの程度か。しかし、供食関連が見たい。次回は、0系延長戦になりそうです。次回にご期待ください。

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