Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Trunk Line#4

2012-03-17 | 鉄道写真


 それでは、先回も予告した、0系関連「延長戦」を始めたいと思います。


 最初の写真は、「リニア・鉄道館」で21-86に続いて展示される、36-84です(写真)。いわゆる「食堂車」です。写真は調理室側で、左側面手前方向の窓が二つ小さく、その右隣が業務用ドア準備工とも、かつてあった業務用ドアを塞いだとも判別がつかない状態になっています。



 21-86から続いて内部公開がなされており、中に入ることが出来ます。連結面には、懐かしのレストランへのエントランスが(写真)。左(海側)が食堂、右(山側)が通り抜け通路です。在来線の食堂車は通り抜け通路が無くレストラン内部を通り抜けるしかありませんが、大型車体になったことで可能になりました。



 テーブル席の様子(写真)。左はオリジナルの窓、テーブルは1+2列で、右側は「富士山が見えない」という苦情から設けられた窓です。


 0系にもこんな贅沢な装備がありましたが、「こだま」中心の運用となったことから、営業休止、編成から外され早期に引退しました。昭和50年の博多延伸に併せ製造された36形、寿命は短いものでした。



 最後に、忘れ物。0系末期まで運用された、JR西日本R編成3号車の25形は、7900番台が充当され、同番台は写真のような車販準備室が設けられていました(写真、25-7902)。必要があれば簡単な調理が可能なように、流し等が設置されているのが分かります。コーヒーをわかす程度は簡単でしょう。


 ビュッフェの中の写真が出せないのは少し残念でしたが、こんな感じで0系は終えたいと思います。


 次は、順番からして、100系か。次回にご期待ください。

コメント
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