遂に2か月目に突入した当連載。いつ、どう終えるかは全くの白紙ですが、現在に至るまでの姿を、続けていきたいと思います。
連載第32夜は、平成16年初冬の、JR貨物高崎機関区のイベントからお届けします。
EF65、500番代にはP形とF形が存在すること、F形はP形充足までP形の運用にも就き、後にF形のみの重連運用が設定されるまで続いたことは、諸兄も知るところです。そのF形は現在、520号機が横川の「碓氷峠鉄道文化村」にて保存されます。
P形についても、順次JR貨物色に変更されましたが、全機には行き渡らず、一部が国鉄特急色で残りました。その残ったEF65の535号機、539号機、541号機と、JR東日本の501号機を並べるイベントが開催されました。
勿論その経験を踏まえ製造されたEF65 1000番代PF形や、0番代一般形も並びましたが、やはり今回のテーマでは、P形のみが対象です。左から、EF65 535「さくら」、501「はやぶさ」、539「富士」、541「あさかぜ」を掲出します。国鉄特急色現存全4両の、揃い踏みでした。「4人の侍」です。
正面から、普通に撮れば良かったなあと、今は思いますが、この頃は「シチサン」が好きで、それに随分こだわっていたので、こんな写真になっています。下手を覚悟で、1枚撮っておけば良かったと思いますが、後悔は先に立ちません。残念でした。
それでは、次回をお楽しみに。