それでは連載第45夜は、平成18年早春の寝台特急「出雲」の、京都駅ネタ後半戦です。
未明の京都駅で、地元通のM社製MFフィルム一眼ユーザーを筆頭に、地元中心のファンとともに改札開始時に入場。とりわけ注意されたのは、「フラッシュを焚いて、停止位置をずらすなよ。」で、運転士の目眩ましをしないよう何度も注意されました。
そして、地元ファンと同じ、京都駅30番線の指定ポイントで、列車を待ちます。
京都駅2番線にやって来たのは、EF65 1114「田」牽引「出雲」(写真)。昂奮が高まります。しかし、2番線でで構えたファンがフラッシュを焚いてしまい、少々停止位置がずれてしまいました。
間もなくPFは切り離され、カニ24 100番代が見えます(写真)。テールサインになる「出雲」もクッキリ入ります。
続いて、庫内手の誘導で、DD51 1179が入線(写真)。連結です。
そして、連結後、DD51は出発を待ちます(写真)。定時に、「出雲」は、京都駅を出発しました。
メインイベントを終え、地元ファンに礼を言い、撮影を終えました。
しかし、折角京都まで来たので、もう少し楽しみたい。そこで、もう暫く撮影を楽しみました。
最初は、恐らく天理臨でしょう、EF65 1110「田」牽引の24系客車の団臨です(写真)。ここで進行方向を変え、奈良線方面に向け発車しました。
続いては「日本海2号」、牽引機はEF81 101「敦」でした(写真)。
EF65 1111「田」牽引「銀河」(写真)。調子が悪かったのか、同機は早期に引退しました。
EF65 1114は、0番線と2番線の間の側線で、暫し休憩(写真)。「なは・あかつき」到着を待ちます。
そして、京都駅2番線に「なは・あかつき」が到着します(写真)。この後に構内で大入換をして、京都総合車両所に戻るということを、当時は知りませんでした。
そして私は、京都を後にしました。
夜の京都駅は、当時はいろいろなイベントがあり、楽しいものでした。もう、こういう時代は来ないでしょう。
それでは、次回をお楽しみに。