Sengoku1985

何故、私は鉄道を撮り続けるのか?

Electric Locomotive#11

2016-10-05 | 鉄道写真


 それでは、EF58の最終回、11回目は、やはり予想通り、172号機です(写真)。現在は、多くのEL、DL等とともに、群馬県松井田町横川駅近くの「碓氷鉄道文化村」にて保存されます。


 塗色は直流標準色、特筆すべき点が無いように思われますが、同機は専用のEF58 60号機及び61号機を除いて、お召し編成を牽いた数少ない58なのだそうです。梅小路のC51と同じ理由で、現在まで生き残りました。


 電車用パンタグラフ等、粗末な装備で始まったEF58の増備も、車両部品の整備、湘南形車体への載せ替え、そして本格増備で、東海道本線全線電化完成時に最大派閥となり、頂点を迎えます。しかし、以降電車化、新幹線、新性能直流機の増備で凋落し、荷物列車(荷レ)廃止で大量廃車、やっとファンの猫跨ぎが終わった頃には激減し、平成まで生き延びたのは僅か数機となってしまいました。そして、平成20年代には、遂に稼働機0となり、時代の変遷を感じます。


 EF58が終わったので、写真を見ると、多いのはやはりEF65とEF81、次いでEF64、EF66といった感じですが、まだ整理が未完了で、次回投稿の予定は未定です。近い将来に予定している、続編にご期待下さい。


 それでは、次回をお楽しみに。

コメント
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