それでは、連載第16回目は、省形、国鉄の旧式機を巡っていきたいと思います。
歴史的には相前後しますが、写真は、EB10 1です(写真)。二軸の凸型電気機関車です。
元々は、蓄電池機関車、AB10(Aは、蓄電池(Accumlator、烏山線の”Accum”の語源)の意)として落成、後にパンタグラフを装備しEB10に改番、都内の貨物線で使用も、廃止に伴い引退、東京都府中市内の公園にて保存されます。制式機としては唯一の二軸機、入換機より少し大きい位の電機で、本線走行は困難であったと思われます。
小さいながら、残っていたことをもって良しとしましょう。
次回からは、電機の歴史を追っていきたいと思います。
それでは、次回をお楽しみに。