それでは、連載第18回目は、電化草創期の電機をご紹介します。
写真は、西武横瀬車両基地の、E61です(写真)。この番号は西武での番号で、国鉄ではED11 1と名乗る機関車でした。昨日のED10と同時期、大正期に、ゼネラルエレクトリック(GE)で製造された電機の1輌です。将来の国産化をにらんで、2輌サンプル輸入されたものの1輌です。
デッキ付きの姿は、以降の旧式電機に通じるものがあります。なお、側面の「田」の字形の窓は、同機の特徴となっています。
同機の、昨年のイベントでの姿(写真)。西武時代にピンクに塗装され、改番、永く貨物輸送に使用されましたが、現在は引退しています。
そうすると、次は同型機と予想できます。多分そうでしょう。
それでは、次回をお楽しみに。