そば切り 井月庵

趣味ではじめた、そば打ちの日記です。蕎麦で遊ぶ、蕎麦に遊ばれる日々 のはずが・・・ランタン、ストーブ、模型工作などへ

そば豆腐を作る

2013年05月14日 | つまみ

 通常、そば粉は1kgに小分けされて販売されています。本職やそれに準じる方であれば、20kg等のそば粉を購入されるのかもしれませんが、趣味で蕎麦打ちをする場合、1kg毎に小分けされたビニール袋の単位で行われると思います。
 外2で、12人前を打つということであれば問題ないが、ある程度、「打った」という達成感を満足しつつ、数日で消費される量となると私の場合、10人前(1kg)が良いようである。

 そうすると、蕎麦打ちの度に200gづつのそば粉が余ることになるため、水で溶いて蕎麦湯に合わせたり、各種雑多なそば粉を寄せ集めて打ってみたりすることになります。
 もう少し上等な食べ方はないかと考えて、「そば豆腐」にしてみることにしました。
 ネットで調べてみると分量や配合がいろいろあることがわかりました。そこで3種類のそば豆腐を試作してみることにしました。
 1: そば粉30g葛粉20g水300cc
 2: そば粉30g葛粉10g片栗粉10g水300cc
 3: そば粉30g片栗粉20g水300cc

 葛粉はどこのスーパーでも売っているという訳でもなくまた、結構高価である。それに比べて、片栗粉は大概の食料品売り場においてあるし、また安い。
 3タイプ試作してみて、材料費に見合った違いがあるのか試してみることにしました。

 結果、葛粉でも片栗粉でもそんなに大それた違いはない。
ただ、プリプリとした食感が葛粉にはあるのに、片栗粉は優しくとろける感じである。

 ワサビを載せて汁をかけて食べてみた。私としては前回のそばがきより数段美味いと思っているのだか、家族は前回のそばがきがよほど不味かったのか、「そばがきみたいだ」という感想しか出てこなかった。
 葛餅の様に黒蜜ときな粉をかけて出した方がよかったかも。(でも、豆腐だし・・)

 蕎麦打ちの方は、加水率44%であったが、多加水気味であり、伸しで多少、失敗ししたが、そこそこの安定感を感じられる
様になった。

 夕食は、嫁さんが作ってくれた天ぷらとざるでした。
 そば豆腐? 夕飯前にお腹がすいて、食べてしまったため、写真には写りませんでした。m(__)m