駿府匠宿で静岡県中部地区を中心としたそば祭りが開催されました。11月23日(土)24日(日)
私は23日に行きました。
普段は、なかなかお目に係れない、有名店の店主による蕎麦打ち実演、販売もあり、蕎麦打ちを勉強するチャンスでした。
でも、プロの名人・上手の蕎麦打ちは独自の蕎麦打ちでもあり、私の様な素人にはレベルが高すぎてまねできません。
本当に参考になるのは素人の中でも抜きん出た上手の蕎麦打ちではないでしょうか?
「蕎麦春秋」に掲載された中田さんをはじめ同好会の方々が蕎麦打ち体験や同好会蕎麦の実演販売をされる中、私はというと(もちろん部外者なので)各ブースを5時間かけてじっくり回りました。
今回も、東京蕎麦塾の方々が全くのボランティアでスタッフとしてそば祭りに参加されていました。
やはり、東京もんの蕎麦打ちは洗練されていてかっこいいです。静岡では素人段位はあまり興味も持たれる方も少ないと思いますし、私も段位取得には燃え上がりません。企画としては興味があるのでアンテナは張っているつもりですが、所作一つをとっても、目標をもって修練されている姿は見ていて気持ちが良いです。
実演の蕎麦打ち担当の方は、朝9:30~午後3時過ぎくらいまで休みなしに1.5Kg玉を打たれていました。「こんなに打てる機会は家庭ではないので、練習にもなる。」とおっしゃっていましたが、さすがに午後、日が陰る中、腰をかばっておられる姿は、痛々しくもありました。
今回のお買いものは「こな取り3200円」、「麺棒磨き600円」、「みつ蝋500円」でした。この辺りは追って使用感想を述べるといたします。
24日は「朝霧高原蕎麦の会」の富士ミルクランドでの新そば祭りに行きました。
富士山が絶景です。
朝霧高原はいわゆる朝夕の寒暖の激しい「切下そば」であり火山灰質の水はけの良い土地柄であり、ここで栽培されたそば粉を味わってみようという趣向です。
実は、「まかいの牧場」で既に味わっていますが、蕎麦は畑が1枚違えば味も違うというくらい微妙な食べ物だと思いますので、牧場の畑の蕎麦と白糸の滝近くの畑の蕎麦では違うと考えています。(勝手に想像しているだけですが。)
嫁が列に並んで買ってくるのを、私はコテツ(柴♂ほぼ2歳)と待っていました。
並んだ列が途中から2手に分かれていて、30分後、嫁がたどりついた先は天ぷらコーナーでした。「お蕎麦も・・」と言うと「並びなおしてください。」とのこと。 いやぁ、カミさんかなりご立腹です。列が解らないとか、遅いとか・・・ なだめて、改めてお蕎麦の列に並んでいただきました。今度は息子がお供します。更に30分後、ようやくお蕎麦にありつけました。
「間違ったのが初めにそばコーナーじゃなくて良かったよね。 そば食べた後に天ぷらだけなんて・・」ということで、お腹が膨れたら怒りも少し収まったようでした。
この続きはまた。
朝霧高原蕎麦の会 新そば祭りで購入したもの。
新そば粉1kg1400円、大変辛い小っちゃい大根9本入り150円でした。