当分リギング(ロープはり)作業が続きますが、静索(黒糸:タールで防腐保護されていた)もあと少しになってきました。
細かいディテールを言えば滑車で接続された静索を追加することも考えられますが、小さい船なので余り作り込み過ぎるとオーバースケールの部品がごちゃごちゃしてうるさくなると思います。模型をデザインしたイタリアのおっさんに敬意を表して木製帆船のキットは見た目の良さを重視して作る方が良いのではないかと考えました。(あくまで素人考えですが。)
とは言え、作り込みの余地があると、「余裕があったら、やってもいいよ」と言われている様で楽しくなります。
シュラウドは等間隔に配置されている方がきれいなので、図面をコピーしてマスキングテープやクリップで止めておきます。でも、左舷の絵しかないので、右舷は間隔です。感覚?!
3月11日(日)の状況
写真の様にきっちり配置すると、水平が取れなくなるので「こんな感じ」という事です。
写真で見ると粗が目立たない様ですが、老眼の井月庵にも仕事が緩んでいる箇所が目につきます。
11日中に上段のシュラウドも終わって、ひと段落。
この後、動索のリギングに入る前に、一旦ヤードを制作します。
木の削りくず・粉が飛ぶことになるのでまた嫁のボヤキが聞こえる事になり、戦々恐々としています。
でも、この辺りまで出来てくると、一向に解さない嫁にも何やら、手が込んできたことが判るので、井月庵は酒でも飲みながら、ゆっくり観ていられる様になります。