平成29年の自家栽培の蕎麦を本日12月17日(日)自家製粉しました。
体重計で土嚢袋に入れて計ったら10.6kgでした。そこで本日はもう少し丁寧に、初めに500gの来年の種を確保して冷蔵庫に。次に1kgづつ袋に入れました。
結果は、10袋と残り135g ということで、体重計って結構使えるじゃんということです。135gも来年の種に回すことにしました。
今年は、日本中で、10月、11月の天候不順のためソバが不作の様なので蕎麦粉が高騰しているようですが、1kg、1400円とすると10kgで1万4千円・・・・そんなにはしないかもしれませんが。まあ、損得で考えたらソバ栽培、製粉の替りに仕事をした方が遥かに効率的なのは間違いありません。
本日は、朝から、電動石臼と、自作電動フルイ機を表に出して、一気に10kgを製粉してしまいます。
蕎麦を打つ直前の方が良いに決まっていますが、年末は何かと忙しい上に来週は法事があるため、とっとと製粉します。
こいつが、昨年ドイツから購入したセラミック電動石臼です。230V、360Wのパワーは蕎麦を挽くのに十分ですが、何せ高速で回転するため、蕎麦粉が熱を持ちやすくなります。
熱を持つならば、温かい室内では無く、日の当たらない外がちょうど良い。上手いことに今日は風も穏やかでした。
それでも、人肌位の熱を持ちました。 製粉は2回挽きで、20目と60目の篩を通すことにしました。
60目で篩っておけば、殻が混入した田舎蕎麦でも十分に繋がって打つことができます。1年前の事を忘れているので、3kgで試行錯誤をして、製粉を思い出しました。
フルイ作業前の状況です。下の桶が低いので手で持つかスペーサーを噛まさないといけないのですが、気がついたのは、残り2kgの時でした。 桶が低いと蕎麦粉が飛び散りやすくなります。
周りが真っ白になります。(箱の中は回収できますが・・・)室内であれば、スグに気づくのでしょうが、屋外のため、おおらかな気持ちがあったのでしょうか。周りだけでなく、自分も真白になりました。
一人で作業しているので、写真を撮っている暇がありません。もっといい写真(インスタ映えでは無い)を撮りたいのですが、手も服も真っ白け。
9時から初めて、ヤンヤカヤで3kgの試行錯誤はお昼までかかってしまいました。
まだ、7kgある。 昼めし食って、1時から再開。
2時頃に高校生の愚息が帰って来たので、親父風を吹かせて、5kgの製粉を手伝わせたのですが、残り2kgで逃げられてしまった!! 親父風弱し!!!
どうにか4時半には残り2kgを一人で製粉して片付け完了。
はぁぁあ、疲れたぁ。
平成は30年で終わりなので、平成の蕎麦製粉は今年が最後です。今年は1m2当たり100gだったので、在来種なら普通、改良種なら不作(200g/m2ぐらい採れるらしい)なのですが、これで良かったと思いました。
20kgあったら、今日一日で終わりません。
汁の仕込み準備
節は、宗田節、鯖節の混合節を600g購入しました。本枯節は高くて手が出ませんでした。近くの乾物屋には日高昆布しかなかったので、利尻にも出会えませんでしたが、昆布の出汁が最終的に必要かどうかは判りません。干し椎茸を入れて、静岡の甘めの汁が地元らしくていいかも。
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