JR・高山駅から濃飛バスで1時間ほどのところ。平湯温泉は海抜1,250mの高地にある奥飛騨温泉郷で最大の温泉街です。
宿泊することにした「湯の花ふわり湯元館」は、大きな旅館が建ち並ぶ中心街から少し離れたところ、アカンダナ駐車場へ向かう旧国道に面したところにある旅館です。
旅館に近づくにつれ、硫黄の香りがぷんぷん漂ってくる…旅館の目の前に源泉がありました。匂いの発生源はこれですね。
今回、「山の中の温泉でのんびり~節約プラン」という、廉価版で宿泊することにしたので、部屋はトイレつきではあるが6畳間。やや狭いかな。また、この旅館の立地では、ほぼどの部屋からでも景色は大したことありません。
食事はお食事処の半個室でいただくことになるので、この部屋は寝るだけ。文句ないですね。
大浴場には旅館の規模にしては立派な内湯と露天があって、それぞれ強い硫化水素臭の漂うお湯が贅沢に掛け流されています。湧出は毎分393リットルとのこと。豊富です。
舐めてみると、匂いは強いものの味はない。澄明なお湯の中には少なからず湯の花が漂っています。
この旅館、貸切露天風呂が空いていれば無料では入れるのがいいですね。各露天の中央部の底から、ボコボコ空気を送り出していて、少しジャグジーっぽい。理由を聞けば、お湯を攪拌して温度を均等にするためとのこと。
これだとせっかくの源泉を劣化させてしまうんではないかと少し心配だが…ともあれ、森の中の露天は自然と一体となったような感覚を味わえていいですね。
・場所:濃飛バス・平湯BT
・泉質:単純硫黄温泉 68.2度
・訪問日:2012年9月12日
・泉質:単純硫黄温泉 68.2度
・訪問日:2012年9月12日
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