龍王山への道のひとつに萱生(かよう)からの道、萱生道があります。
龍王山城跡に至る少し手前に、廃道を見守るように立っています。
天理市田町不動ノ背
探し出すのに非常に苦労しましたが、やっと見つける事ができました!
力強さを感じます。
お顔も憤怒の形相でお不動さんらしいです。
吊り上った目元と、への字の口元が特徴的です。
足を置いている所がちょっと変わっていて三角形になっています。
非常ーーに判り難い所に在ります・・・
龍王山への道のひとつに萱生(かよう)からの道、萱生道があります。
龍王山城跡に至る少し手前に、廃道を見守るように立っています。
天理市田町不動ノ背
探し出すのに非常に苦労しましたが、やっと見つける事ができました!
力強さを感じます。
お顔も憤怒の形相でお不動さんらしいです。
吊り上った目元と、への字の口元が特徴的です。
足を置いている所がちょっと変わっていて三角形になっています。
非常ーーに判り難い所に在ります・・・
伊賀上野から信楽への峠道に在る御斎峠(おとぎとうげ)。
徳川家康が伊賀越えをした旧道に二体の磨崖仏があります。
旧道の大岩に彫られています。 いい感じですねぇ。
阿弥陀磨崖仏・・と思ったらよく見ると印相が逆ですね。
木漏れ日の中で静かに佇むお姿。 ずっと眺めていたいです。
阿弥陀磨崖仏から少し下った所にもう一体。
右の壁面から崩れ落ちたようで、元は磨崖仏だった様です。
すらりと細身のお姿。 宝珠を持った地蔵菩薩です。
中ノ瀬磨崖仏の前を流れる服部川の対岸に伊賀街道が通っており
街道沿いに露出した多数の岩に磨崖仏が彫られています。
旧街道に次々と現われる石仏を御覧下さい。
集落を抜けると石仏街道です。
まず最初はこの石仏から・・・
眼明かし地蔵
薬師如来
地蔵菩薩
普賢菩薩
文殊菩薩
釈迦如来
竹藪の向こうが服部川、対岸に中ノ瀬の磨崖仏が遠望できます。
弥勒菩薩
本尊と六地蔵
小石仏三基
小石仏一基
六地蔵
三体地蔵
この辺りで 他に、こんなにまとまって石仏が在る街道は
奈良の柳生街道、滝坂の道くらいでしょうか・・・
上野市から西の月ヶ瀬方面へ、花ノ木小学校の校内を通って西側に出ると
廃道になった細い旧街道沿いに、巨岩に彫られた見事な磨崖仏があります。
昔は花ノ木三体磨崖仏と呼ばれていましたが、現在は岩根の磨崖仏に変わっています。
地蔵・阿弥陀・釈迦の三尊で地蔵の脇に四対の地蔵坐像。
各尊の間には蓮花瓶を浮き彫りにしてあります。
蓮花瓶が彫られた石仏では柳生のほうそう地蔵があります。
旧街道
二つ目は 笠地蔵からすこし伊賀上野よりにある、お紋地蔵と呼ばれる石仏です。
伊賀街道が寸断されている為、笠地蔵から直接行けません。
三重県上野市長田
地蔵三尊です。
伊賀石仏の特徴を表しています。
柔和な表情と立派な錫杖
島ヶ原から伊賀上野方面に向かうと、長田の集落手前に二つの地蔵が在ります。
一つ目はこの地蔵堂の笠地蔵
三重県上野市長田
車道と平行した伊賀街道に地蔵堂があり、今も丁寧に奉られています。
笠石を載せたお地蔵さん
均整のとれた美しいお地蔵さんです。
笠石は後年に追加されたようです。
この佇まい、たまりませんねぇ。
県道白樫、島ヶ原線に沿って古道が残っており
そこに古道を見守るお地蔵さんが在ります。
三重県上野市白樫
急な斜面を登っていきますが、竹の手すりやロープ等があり助かります。
形の良い岩に彫られています。
優しいお顔のお地蔵さん
押原から東海自然歩道を北に上がり、野殿集落手前に旧道が残っており
大岩に六地蔵が彫られています。
南山城村北大河原
古道の雰囲気が漂っていますねぇ。
左右に五輪塔を彫ってあり、献燈する彫り込みがあります。
全体が苔に覆われています・・・
撰原峠を下って 撰原口のバス停に向かう道脇に旧道があり
小さな岩に阿弥陀坐像が刻まれています。
もう誰も通らなくなって藪になってしまった旧道を、今も見守って居られます。
小さいですが深く彫り窪めてあり、よく残っています。
真ん中の岩に彫ってありますが、前傾しているので非常に判り難いです・・・
古大野の入り口から昔の五ヶ谷街道だった小道を約四百メートルばかり西へ進むと
大野の上出田野垣内が見下ろせる古大野と大野上出との境界に当たる字勘定に着く。
巨岩が多い中、道端の大きな岩に六地蔵が彫られています。
室生村古大野字勘定
かなりシンプルな六地蔵さんです。
この街道を西へ行くと向淵の集落に降ります。